あんがーの樹

環境系大学院修了⇨法人営業⇨青年海外協力隊。平成元年生のアラサーが綴る。

パラオの絶景!カヌーを求めて8時間の旅

独立記念日が終わった10月2日。

僕らの団体が使う伝統式ヨットはコロールの港にありました。
ang-john.hatenablog.com

翌日3日には、伝統式ヨットを体験したいということではるばる台湾から学生たちがやってきます。(本当は文化交流の一環なんだけどw)

というわけで、どう考えても今日中にヨットを車で一時間のガラロン州へ移動させなければいけません。

ところが!

朝、職場の人から聞いた話では「トレーラーが故障したから、ヨット持ってこれないわ」

嘘だろ。。。。どうすんねぇぇぇえええん!!

ということで、最後の手段。

ヨットを船で引っ張り、海からガラロンまで持ってくることにw

午前11時 オレイ港出発

この日は風もなく全くのベタナギ。

海と空の見分けがつかないほど穏やかでした。

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ベタナギの海。きれい~

ボートは二機エンジンなので結構スピードが出ます。

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鏡のように反射する水面が美しい

ベタナギの海をすべるように移動して1時間半。意外にあっさりコロールへと到着しました。

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コロール、KBブリッジに到着

少し雨もぱらついてましたが、そんなこと気にせずヨットを回収。

船の後部に括り付け、いざガラロン州、オレイ港へと戻ります。

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ヨットを引っ張っていく
アウトリガーのついたヨットのため、引くときにどうしてもバランスが崩れるのでヨットが沈まないギリギリのスピードで進むことに。

そのスピードとは、、、6ノット。

なんと時速11キロwww

ランニング程度のスピードですww

このスピードで行くと8時間かかるらしい。

現在13時。。。え、到着は夜の9時。。。?

進むこと5時間。陽気なパラオ人に助けられる

クッソ遅いので景色も全く変わらず、

ボートドライバーは「カズ!もう二時間たったぞ!いつつくんだ!ハハハ!」と笑っております(笑)

うーん、考えたくないなぁw

日差し強いし、パラオに来て何度目かわからないベロベロ脱皮レベルの日焼けを覚悟しました。

さすがパラオ人、なにもない、景色も変わらない船の上では暇を持て余し、なぜか踊りだすwww

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彼らの陽気さに助けられた

こうして5時間。何もない船の上を堪能。。。

そして夕暮れ。海上からの絶景に感動

夕方になると、「カズ!そろそろサンセットだ!」との声。

僕が毎日のように夕陽を撮りに港に来ているので、夕陽好きだと覚えてくれたようです(笑)

船の後部に移動し、その瞬間を待つこと30分。

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パラオの夕陽 ISO1250, F20, SS80
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ISO100 F7.1 SS60
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ISO100 F7.1 SS60

いやーーきれいだったー!

ほとんど赤くはならなかったけど、いつもなら邪魔なはずの雲が迫力を増して、すごくきれい。

3枚目は小さいけど月ともコラボできました。



で、夕日が沈んだ後、1時間ほどの19時。オレイ港到着。

幸せなお仕事でしたww