アラサー協力隊員、パラオへ行く

アラサーだって挑戦したい!環境系大学院修了⇨法人営業⇨青年海外協力隊(予定)。平成元年生まれ。

JOCV環境教育隊員としてパラオで行うミッション

協力隊の中で、十分な結果を残す活動ができる隊員はほんの一握りと言われています。

よく聞くのは「最初の1年はまるで何もできなかった」「やっと方針が見えたときには任期終了で帰国しなければいけなかった」という意見。

協力隊の活動は文化の壁、言葉の壁を越え、信頼関係を築いて行う必要があるため、すんなり活動を始めることができないのです。

実際、僕たち協力隊は具体的な活動方針を決める期間として半年間の猶予をもらっています。

派遣されてから半年後に、残り1年半の活動計画をJICAに提出するんです。それだけ、関係構築に時間がかかることをJICAも認めているんですね。

しかし、自分の場合、所属先のJICAに対する期待が非常に高く、代表の意識も非常に高かったため、今後の活動方針が4日目にしてググっと明確になりました。

この通りに行くかはわかりませんが、とりあえずよかったなと思ってますw

木曜日はフィールドワークデー!

派遣されて3日間はオフィスの中でマニュアルを読む生活でしたが、毎週木曜日はフィールドに出る日と決まっています。

僕が派遣されているEbiil Societyは環境系NGOとして環境教育、青少年教育に力を入れている団体(といっても5人)。
www.ebiilsociety.org

この日は植林授業のために使う苗を育てるため、樹木の種や実生(生え始めの小さい木)を採取しにフィールドへ出ました。

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お目当ての樹種を探してフィールドを歩く
まだまだこちらの木のことはよくわかりませんが、先輩スタッフに聞きながらとりあえずパラオ語で樹の名前を教わりながら採取。
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ティティムルの若木。実は甘くてよくジュースにする。
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Kisaks(Milletia pinnata)の実生
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こんな風に扱っても大丈夫なほど生命力が強い
施設に帰ったら、持ち帰った実生をポッドに詰め、ハウスで育成します。
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土には自家製コンポストを使用

突然の緊張とすぐに決まったミッション

お昼休みに一緒にご飯を食べていると、突然代表からひと言。

「この育成ハウスについて、どう思う?」

自分には苗の育成経験はなかったため、そう伝えると、

「じゃあ植林の経験は??」

これもない。。。

「じゃああなたの経験はいったい何なの??」

突然の質問、しかも唐突に、結構な勢いでの問いかけにものすごく緊張が走りました。

ここ数日の就業で、この人たちがかなり高い意識と研究機関としての活動も担っている団体だと感じており、自分に何ができるのかと不安になっていた矢先のこと。。。

ここで何もないとは言えない。。。。

焦りながらも、とりあえず大学でやっていた毎木調査の話をしました。

「それが何の役に立つの?」という質問にまた戸惑ったけど、「森林の移り変わりを認識するには長い期間が必要だからさ!」って言った(気がする(笑))

でもそれが意外と好反応。「じゃあ長期モニタリングするためのプロット設定と観察方法の指導できる??」と言われて、

なんとなく想像できたというだけで「うん!できるよ!」と言ってしまった。。。

「ついでにフェノロジー(花が咲いたり実がついたりすること)も調査したい。その時にどんな動物がいるかとかも!」となり、

「動物はわかんないけどフェノロジーなら。。。」

あああああああ!!また見切り発車してしまったぁぁぁあああああ!!!
このあと少し標本なんかの話もして、同定(植物を見分けて種類を判定すること)ために標本は必要だけど、保存できる倉庫もないし子供たちに室内での標本観察はさせたくないの、

ということで、フィールドで使えて同定にも役立つ写真データをまとめることに。

パラオにおける僕の4つのミッション

こんな流れで僕のミッションは以下の通りとなりました。

① Ngarkeklau島における毎木調査プロットの設定
② 毎木・フェノロジー調査の方法のマニュアル化
③ スタッフへのトレーニン
④ ガラロン周辺に生える植物の同定資料作成

うん、これ中途半端にはできない。特にプロットの設定とか、知らないこともたぶんある。。。

というわけで、大学の知り合いやらなんやらのお力添えを乞いながらやっていこうと思います。

しかし、次の火曜日にはもうプロット設定の予定地に行くことになった。プロット作れとか言われたらどうしよう。

不安とやる気が入り混じる。


でも、こんなことしたい、子供たちにこんな経験させたいって言ってる代表の笑顔はすごく輝いていた。

歌あり酒あり!踊りあり!パラオのBaby Birth Ceremonyに参加してきた。

先日からパラオの北海道、ガラロンでのホームステイが始まっております。

ホームステイの様子については後日説明するとして(まだよくわかってないし)、先日連れてってもらったベイビーバースセレモニーをご紹介。

多くの大洋州諸国と同様、パラオも底抜けに明るく、楽しい人たちで溢れております。

Baby Birth Ceremonyとは??

その名の通り、子供の誕生を祝うお祝い会です。

もともとかなり大々的に行うらしいけど、今回は結婚式も兼ねているとのことでその規模はちょっとした運動会並みww

大量の食事が用意され、テントが6~7個並び、観客席もありの大騒ぎでした。

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ずらり並んだ衣装ケースには大量の料理!
今回は奥さんがホストファミリーの親戚だそうで、自分も連れてってもらいましたが、200人以上いる会場(普通の庭)では誰が誰だかわかりませんw

しかし、パラオ人の心は広く、自分のような外国人にも「食べなさいよ!!」と声をかけてくれる。

すごいなパラオ人。。。

女性が主役!でも主役が一番大変。

会場についてしばらくするとお母さん登場。

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伝統衣装をまとった花嫁
ちなみに奥に見える廃墟のような建物は旧日本軍の海軍所。直接撮影はできないと言われました。。。
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花嫁は葉で編んだ敷物の上だけ歩く

全身を黄色く塗った花嫁(お母さん)が葉で織られた敷物の上を歩いてきます。

この敷物は二枚用意されており、両脇の人が交互に敷物を入れ替えながら、ゆっくりと壇上へ。

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到着。両脇のテンションが高すぎw
壇上につくと、音楽とともに写真撮影。この状態で5分以上の曲を4曲ほど演奏。

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演奏中。みんな1ドル札を掲げながらダンス!
主役のお母さんよりも、両脇のおばあちゃんたちが大はしゃぎしておりますww

基本的に踊りに行くのはすべて女性か子供。大人の男はテントの下で様子を見ています。やはりパラオは女性社会。

30分ほどする新郎(お父さん)と子供が登場してきました。

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新郎はTシャツ短パンのラフな格好
お父さんは何の衣装も装飾もしていません。

子供を抱えて新婦の隣にきたので新郎とわかりましたが、でなければ絶対にわからない。

新郎が登壇したことでようやく男性たちも写真を撮りに行くことができます。ここからは家族とか友人で3人を囲み写真撮影。
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楽しい会でした~~

でもお母さんは、この右手に葉っぱを抱えた状態で2時間近くたちっぱなし。この日は曇りでしたが、炎天下なら絶対倒れてる。。。

主役も大変だね~~

1ドル片手に歌って踊る

ひとしきり撮影が済むと、今度は会場のバンドの周りに人が集まります。

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ここでも女性がメイン。普段見せない機敏な動き!
踊るときは必ず1ドルを握っていき、曲が終わったら歌い手に渡す、いわゆる「おひねり」ですね。

どこにそんなエネルギーがっていうくらい皆楽しそうに踊っています。

笑顔溢れるパラオがいつまでも続くといいですねww
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パラオ語になった日本語たち

20時間に及ぶパラオ語の研修が終了しました。

正直いってパラオ語はめちゃくちゃ難しい!!

変化が不規則で、同じような意味の文章でも単語が違うと全く異なる表現を使わないといけないし、何よりリスニング&発音が激むず。

例えるならうがいをしながらラリルレロを言い続けるような感じです。

そんなパラオ語ですが、日本の統治時代に根付いた言葉が1000語近く残っていると言われており、日常会話でもかなりの日本語が使われます。

今回はそんなパラオ語になった日本語たちをご紹介します。

すべて、パラオ語⇒発音⇒意味の順で並んでます。

口頭で教わり、綴りがわからないものはブランク。

✳︎は日本語と英語が同じだけど、発音が日本に近いもの。戦時中、英語が禁止されていた時代に日本語として残っていたのかは不明ですが、たぶん日本語だろうということで記載

家・生活に係る単語

benjio ベンジョ トイレ
mado マド  窓
hong ホン  本
tensio テンショ 天井
haisio ハイショ 蝿帳
denki デンキ 電気
sembuki センブキ 扇風機
siasing シィアシン 写真
tatami タタミ 畳
tans タンス  箪笥
dengua デンゥア 電話
*rasio ラシオ ラジオ
*taor タオル タオル
manaita マナイタ まな板
kanadarai カナダライ 金だらい
konro コンロ  電気コンロ
manneng マンネン ペン(万年筆から)
munasasi ムナサシ 物差し
        クスコム  消しゴム
Kotsio sensei コショセンセイ 校長/代表
sensei センセイ 先生/博士/インストラクター

服・アクセサリーに関わる単語

*sukato スカト スカート
nangasode ナンガソデ 長袖
tsitsibando チチバンド ブラジャー
subong スボン  ズボン
hansubong ハンスボン 半ズボン
hangkats ハンカツ  ハンカチ
zori  ゾリ  草履
tsiotsio シィオシィオ ヘアクリップ(蝶々から来てる)
kutsibeni クシベニ  口紅

野菜に係る単語

yasai ヤサイ 野菜
nappa ナッパ 菜っ葉
tamanengi タマネギ 玉ねぎ
nengi ネギ ネギ
kiuri キウリ きゅうり
kingkang ギンカン 四季柑(キンカンに似た果実)
nas ナス  ナス
kiabets キアベツ キャベツ

そのほか

bingbong ビンボン 卓球(ピンポン)
iakiu ィアキュウ 野球
skeng スケン  試験
otsuri オツリ  お釣り
bantosang バントォサン 従業員/レジの人
(番頭さん、から) 
okiak  オキャク  お客
hasi  ハシ  箸 
obong  オボン お盆/トレイ
skareter スカレテル 疲れた
tatam タタン 畳む
skarenaos スカレナオス 飲み会/酒を飲むこと
(「疲れ直す」から来てる)
         ノンベェブタイ 飲んだくれの集団
         ノンベェ 飲んだくれ
         カツオ  (魚の)カツオ
         スイド  水道水
         オチル  留年
         ヨウチエン  幼稚園
         ダイジョウブ 大丈夫
         ゴメン    ごめん

コロールはだいぶ日本語が通じる

人口の7割が集中するコロールでは、日本語がかなり通じます。

日本のツーリストが多いのもありますが、とにかく親日。スーパーにもずらりと日本製品が並びます。

観光でしか稼げないので、何かとお金がかかるかと思いますが、国民のホスピタリティは世界一かもしれません。

ぜひパラオに遊びに来てくださいね!!

パラオ語になった日本語たち、新しく見つけたら更新します。

明日、任地であるガラロンに移動し、本格的な活動が始まります。

帰化した日本語については、見つけ次第更新していくので、乞うご期待ください!