ロックアイランドを空から望む、遊覧飛行ツアーの詳細や注意点など!
アクティビティの充実したパラオですが、中でも贅沢なツアーといえば遊覧飛行。
ロックアイランドやジェリーフィッシュレイクなど、パラオの名所を上空から一望でき、パラオといえば!というド定番の写真まで撮れちゃいます。
今回は先輩隊員たちがいってきたフライトをご紹介。自分もいつか行きたい(笑)
早めの集合で早朝フライト!
ツアーの始まりはもちろん空港。でもオフィスの前まで送迎車が来てくれました。
空港に着いたのが午前6時半。
この日は後に別の用事も入っていたため、通常よりもフライトを早めてもらったんだとか。融通が利く感じ、ありがたいですね(笑)
オフィスについてもろもろ手続き。
定員3名!セスナ機のコックピット
本日の飛行機、プロペラの付いたセスナ機で飛行します。定員は3人ですが、窓の反対側の席は見通しが悪く、あまり景色が良くないそう。
運転席の横と後部座席に1人という、2人で乗るのがベストなんだとか。今回は4人でいったので、二人ずつ、2台の飛行機でツアー開始です。
ちなみにセスナ機はドア付きを無しを選ぶことができます。
怖いという人はドア付きという手もあるのですが、景色が見づらいのと機内にエアコンがないため、飛行中めちゃくちゃ暑くて大変なんだとか。
ほとんどの人がドアなしでの飛行を選びます。
いざパラオの空へ!見所をご紹介!
いよいよテイクオフ!
飛行中はヘッドホンのようなものをつけて、騒音防止と操縦士から景色の解説を聞くことができます。マイクはついてないので、飛行中の会話はかなり難しい。
離陸して見えてくるのがパラオの中心地、コロールの全景。
この半年で見慣れた景色も、上から見ると全然違いますね。
続いてミルキーウェイ。みんなここで真っ白になるのがパラオの定番。ひとすくいウン千円するという泥をお試しあれ(行ったことない)
そのままジェリーフィッシュレイクへ。一時期、観光客の増加によりクラゲが激減、立ち入り禁止となっていたジェリーフィッシュレイクですが、最近はクラゲの数も回復し始めて解禁になっています。
行くときはフィンでクラゲを殺さないよう、ゆっくりと泳ぎましょう。
ではでは、ここからは見所をパパっとご紹介。
で、でた~~!!
上からロックアイランド!!
パラオのド定番中のド定番写真ですが、この遊覧飛行ツアーで撮れちゃいます!これは俺も撮りに行きたい!!!
あまりの美しさに興奮度MAXでしょうが、ここではしゃぎすぎると悲劇を生みかねないので要注意です(後述)
約1時間のフライト終了。最後は送迎車でコロールへ
今回利用したコースはBコース。1時間くらいのフライトで空港に戻ってきます。
最後は送迎車でコロールまで送ってもらって終了。
希望すれば、ピックアップしたところ以外でも下ろしてくれるそうな。
大満足で帰ってきた先輩ご一行でした(笑)
パラオ遊覧飛行ツアーの乗り心地や料金、注意点など
今回利用した会社はスマイルエア。
ほかに遊覧飛行できる会社があるのかは知りませんが、フライトツアーといえばここって感じのお店です。
料金は
Aコース(25分)$140/人
Bコース(40分)$190/人
Cコース(55分)$260/人
いずれも最小催行人数は2人です。詳細はスマイルエアのサイトからご覧ください。
www.smile-air.com
遊覧飛行時には酔い止めをオススメ
体験した隊員によると、ものすごい揺れるということはないですが、セスナ機なのでふわふわと揺れたり、旋回中に大きく傾くことがあり、乗り物酔いする人もいるんだとか。
酔いやすいと感じる人は事前に酔い止めを飲んだ方がいいでしょう。
パラオの空から汚物をまき散らすことは避けたいですね(笑)
飛行中の風がヤバい。スマホ・カメラの紛失に注意
優雅に空を飛んでるように見えますが、そこは高速で移動するセスナ。飛行中の風はとんでもない勢いです。
ドアの外に手を出すと、耐えられず風に持っていかれるほど。離陸前の移動中でさえ、出した手を維持することが難しいそうです。
気をつけなきゃいけないのはカメラやスマホ。
ドアなしでの飛行を選んだ場合、撮影に夢中になり過ぎて機体の外に手を出してしまい、そのまま飛ばされて無くす人が多いんだとか。
だいたい月一で起きる悲しい事件だそう(笑)
遊覧飛行を最高に楽しむ日程の組み方
ずばり、パラオで遊覧飛行をするなら最後のアクティビティに持って来ましょう。
遊覧飛行からはパラオの観光名所を多く見ることができます。
操縦士の方が場所の解説もしてくれるので、自分が何を見ているのかもよくわかります。
ダイビングのログブックなどで行った場所を覚えておけば、旅の思い出を振り返ることができて、きっと楽しいはず(笑)
ツアーにかかる時間も短いので最終日に持ってきてもいいと思います。パラオからの出国便は夜遅いことが多いですからね。
ダイビング翌日の遊覧飛行ツアーは可能?
日程の関係でダイビングの翌日に遊覧飛行に行きたいという人もいるかもしれません。
ただ、遊覧飛行も飛行機なのでダイビング後の参加は、減圧症のリスクが心配です。
旅行会社のHPで確認したところ、遊覧飛行の高度は約300~500m。
セスナ遊覧飛行ツアー 贅沢な空中散歩でパラオを空から楽しもう! | パラオの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
減圧症のリスクについては、医師による下記のような記載を見つけました。
標高600m 以下の高所移動であれば、6時間空ければ、ほとんどリスクはなくなる。リスクを減らすには、残留窒素を少なくしておく。
どれだけ待てば高所移動できる? | ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ
これだけの記載を見ると、ダイビングとか翌日であれば遊覧飛行も可能に見えますね。
ただ、体内の窒素残量はその人のダイブの仕方によっても違うので一概には言えません。
不安ならダイビング後は一日空けるか、ツアー会社に相談してみましょう。
カヤックツアーなんかも楽しいですよ(笑)
www.pokokangar.com
ではでは、よいパラオ旅行を!!
パラオの治安事情。注意すべき犯罪や安全対策など
パラオの片田舎に暮らし始めて早、半年が過ぎようとしています。
僕が出国する前の日本では物騒な事件も多くありましたが、最近はどうなんでしょうか?
さて、パラオは協力隊が派遣される国のなかでもずば抜けて治安がいい国と言われています。(たぶん最も安全な派遣国)
でも、いくら何でも海外、しかも途上国。現地に来たことがない人にとっては治安状態も不安ですよね。
というわけで今回は、パラオの治安事情についてご説明していきましょう。
パラオは安全。犯罪統計は非公開
まず第一に、フィリピンやタイ、インドネシアのような一般的な途上国と比較するとパラオはかなり安全な国といえます。
僕たち協力隊は、安全のために普段の行動にかなり制限があることが多い(進入禁止区域とか、外出禁止時間とか、、)のですが、パラオ隊員に至ってはそのような規制がありません。
どこ行ってもOK、何時に出てもOK(あまり遅いのは推奨されないけど)。唯一の行動制限は夜の海です。あとハトホベイ州とかソンソロール州とかの極度に辺鄙なエリア。
実は、パラオ在住の日本人には大使館から毎年、犯罪統計が送られてきます。
地元警察からの報告に基づき作成されているのですが、この内容は残念なことに非公開。個人のブログに載せることは許されていません。
ざっくり言ってしまうと
- パラオの犯罪件数は近年減少傾向にある。
- 凶悪犯罪はほぼない
- 酔っ払い運転に注意
こんな感じ。
過去三年間の犯罪件数は毎年1000件程度でしたが、2019年はさらに激減しています。この数字出したいなぁ(笑)
殺人などの凶悪犯罪は非常に稀ですがゼロではありません。観光客が気にするものとしては傷害や窃盗などですが、何百件も起きているわけではないですね。
人通りの少ない道を避ける、金目の物を身に着けないなど、海外での一般的な注意をすれば安全に過ごせると思います。
パラオで最も注意すべき犯罪はやはり酔っ払い運転
現在、犯罪件数としても最も多いのが車上荒らしなのですが、ほとんどの観光客がコロールで滞在することを考えると、あまり気にする必要もないと思います。
(ちなみに、僕の住んでいるガラロン州に行くにはレンタカーを使う必要があります。お時間があればぜひ!)
それよりも注意するのはやはり酔っ払い。特に飲酒運転には要注意です。
パラオは物価が高いものの、ビールは1缶1ドルちょっとと非常に安く、みんなバッカバッカ飲んでおります。もちろん飲酒運転は犯罪ですが、実際のところ横行しており、飲酒による交通事故で死者が出ることもしばしば。
コロール市内で暴走運転をする車は少ないですが、人通りの少ない広い道や、駐車場での事故には注意が必要です。
パラオ人の運転スキルは総じて低く、基本的に自分優先(笑)
また、パラオ人以外にもフィリピン、中国、バングラディシュなど、多くの国籍の人がいるため、運転の仕方は多種多様。
駐車場ではほとんど前向き駐車をしており、バックで出るときも後ろの確認が非常に甘いので、エンジンのかかった車の後ろを通ることは避けましょう。
薬物・マリワナ(大麻)に注意
また、飲酒以外では、麻薬。特にマリワナには注意が必要です。
マリワナはパラオでも犯罪ですが、ハッピーメディシンとか言ってパカパカ吸っています。地元の人が庭先で育ててたり、ペリリュー島はマリワナの名産地なんだとか(笑)
コロールで歩いていても人通りの少ない道などではメディシン!と声をかけてくる輩もいました。
マリワナを含む薬物犯罪には、パラオでも長期の服役刑が科せられます。パラオ人だと色々なコネですぐ出てきちゃう人も多いのですが、外国人はコネも何もないので、そのまま数十年パラオの牢屋ということになりかねません。
犯罪よりも危険なのは犬!特に夜道は注意!
治安の良いパラオですが、それは人間の話。
パラオには野犬が多く、協力隊の隊員でも犬にかまれて病院送りになった人がいます。
特に夜、人気の少ない暗い道はかなり注意が必要。すべての犬が襲ってくるわけではないですが、凶暴な奴らは集団で襲ってくるので対抗できません。。。パラオプランテーションホテル、レンズホテル、トップサイドと呼ばれるエリアなど、コロール中心部から少し外れたところや、奥にあるホテルを利用する人は注意する必要があります。
特にドリームハウス(2020年1月現在は予約停止中)に宿泊する場合は、夜はタクシーで帰ることをお勧めします。僕は一度、野犬のディナーになりかけたことがあるので。。。
ちなみにタクシーは夜22時くらいになるとほとんどつかまらないことがあるので気を付けてください(笑)
僕たち協力隊はドッグチェイサーという、犬の嫌がる音を出す防災グッズを貸与されるのですが、効果は正直不明です。。。。
もし犬と出会ったら。。。
注意していても犬のほうからやってこられてはたまりません。
そういう時は後ろを向いて逃げず、ゆっくりと後ずさりしてください。後ろを向くと追いかけてきて噛まれます。
どうしてもピンチ!というときは何かを投げるフリをしたり、威嚇をすると相手がビビッて逃げることもあります。
もちろん、喧嘩を売ることになるのでイチかバチかですが、、、
酔っ払いと夜道に注意して、安全なパラオ旅行を!
夜の暗い道を一人で出歩かない、酔っ払いに注意。
あと、街灯が少ないので懐中電灯を持つ。こんな感じで気をつけておけば大丈夫。
女性の一人旅でも、泊まる場所をコロール中心部にしておけばまず安心できます。
強姦などの性犯罪は今のところ報告されていないようです。
パラオ大使館から安全情報が出ているので、ぜひ一度目を通しておいてください。
海外安全対策情報 : 在パラオ日本国大使館
病院や緊急時の電話番号などもわかって安心です。
それでは、良いパラオ旅行を!!
暇を持て余した協力隊員の寝言
協力隊として活動を始めて5か月が経った。
半年でこの先1年半の活動計画を提出するのだが、この記入が進まない。
別にこれまでサボってたとかではなく、計画がまるで思いつかないわけでもなく、完全にお手上げ状態でもない。
それでも全然進まないのは、単純にやる気が出ないのだ。。。。
年が明けてからまだ2週間。
12月からもう3か月くらいたってるんじゃないか?とカレンダーを見返すと、不思議なことにまだ2週間しかたっていない。
やることは特になく、めちゃくちゃヒマ。
かといって何かやれといわれても喜んでできる気がしない。
唯一、体を動かす仕事(外来種駆除とか)だけ割とスッキリ取り組むことができる。
あー、これやる気ない時期なんかなー、異文化コミュニケーションにおけるカルチャーショック期ってやつかなーとも思うんだけど、単に自分のめんどくさがり病が再発している可能性も。
協力隊は、活動内容が明確に決まっているわけじゃない(ことが多い)
- 行ってみたら活動先がなかった。
- 要請書に書いてある仕事はもう必要なくなっていた。
- 理由もわからず無視され、放置され続ける。
- そもそもみんな働かない
そんな話はしょっちゅう聞く。
その中で自分なりの仕事を見つけ、周りを巻き込みながら活動するのが本来の姿なんだけど、モチベーションがないなら仕方ない(笑)
こんな話をすると、「ヒマなんていいねぇ~、日本社会じゃ朝7時から23時まで*********」とかいろんなことを言われそうだけど、別にのんきに暇つぶしをしているわけじゃない。
いや、自分も社会経験ありますからww そういう所でも働いてましたからww
ヒマってめちゃ苦しいんだ。
やることないけど、周りは仕事してる(緩いけどNGOの人はちゃんと仕事する)っていう状況。
この目標には、これやらなきゃな~。今すぐ始めるとしたらこれだな~。ってのはあっても「よし、やろう!」ってならない今の精神状態はひたすらモヤモヤがたまっていくばかり。
環境の仕事とかほんとは興味ないんじゃないの?とか自分の軸までズレ始めたりして、不安にもなる。
リフレッシュの方法など、ない(笑)
というかリフレッシュにならない。
ダイビングはちょっとお休み中だし、もう海にテンション上がらない(笑)
美味しい料理食べたり、カラオケしたり、飲み会したりってこともやったけど、結局仕事を始めたらまた元のヒマ状態になるわけで。。。
いやね、悩みを休日でリフレッシュなんて、幻想ですよ。
体のいい営業文句でしかないんですよ。休みが充実すれば仕事の生産性が上がりますよ!なんて(ええ、前職で使っておりました笑)
休みが充実してる!って感じる人は仕事も充実しとるんです。逆なんです。
大変だろうが忙しかろうが、仕事が充実したからこそ、いい休みを過ごしたな。がんばろ!ってなるんです。
仕事と休みが両方うまくいって、はじめて生産性も上がるってもんだぜ。
おう、聞いてるか!経営者!!(笑)
で、最近の私は現実逃避ww
将来のこと考えてワクワクするようにしてる。これが2年後の決まっていない協力隊の特権ですね。
手に職が欲しいなぁと思って、ウェブデザインの講座とろうかな~とか。
投資の勉強したいな~とか(任期中は株取引等はできません)。
動画編集やってみたいな~~とか。
ブログももっとちゃんとやりたいなぁなんて、更新もろくにしていないのに(笑)
でも、またワードプレスでブログ作りなおすってのは結構本当にやりたいの。
ある日突然ブログのURLは変わっているかも知れません。
元旦はマンゴーを食う。現役協力隊員の食べ方解説。
こんにちは。あんがーです。
日本はまだお正月気分でしょう。おせちとか食べてるんでしょう。
ぜんざいとか餅とか、こたつにミカンで丸くなっているんでしょう!!
パラオではそんなもの微塵もございません。(おしるこは隠れた人気メニューだけど)
今年は正月休みをパラオで過ごす日本人も多いみたいですが、観光客多すぎて僕らローカルは遊びに行けません!!(ツアー会社が受け入れてくれない)
というわけで、今が旬のマンゴーの食べ方、教えちゃいます!!
空襲のごとく降ってくるマンゴー爆弾
ステイ先のおうちには大きなマンゴーの木があり、最近になってようやく実が熟してきました。
パラオでは熟してないマンゴーも食べていたのですが、甘いマンゴーは今が初めて。
このマンゴー、かなり高いところに生っているうえ、大きいので風に吹かれて落ちてくるとえらい大きな音がします。
隣の納屋に当たると、飛び起きるくらいのデカい音。
納屋の裏には大きなマンゴーがころころしており、落ちて割れたり、虫や動物に食われていない、きれいなモノだけ拾ってきます(人間ていいな)
格子状にマンゴーを切る方法。
よく見る、格子状のマンゴーの切り方。日本には似たような果実がないので、想像しにくいですよね。
このやり方は僕が過去にマレーシアにいたころやってたものなのでパラオ流ではないですが、ちょっとおしゃれで好きな方法。
マンゴーは上から見ると平べったく、大きな種が真ん中に入っています。
中心線から切ると種に当たって切れないので少しずらして半身を切り分けます。
反対側も同じように。種の丸みに沿って切ると実がたくさん取れる。
これでマンゴーの3枚おろし完成。
真ん中の種部分は実はわずかしかついてません。皮は厚めに剥くときれいに取れるので、そのままかぶりつきましょう。筋が多いので注意。
あとは簡単。半身に格子状に包丁を入れていきます。まな板なしでも切れますが、手を切らないように注意してください。皮は結構分厚いので、力を入れなきゃ手が切れることはありません。
でこれを優しくひっくり返すだけ。
はい、完成
いつもはこのままかぶりつくんですが、何となく食べやすくしたいのと、マンゴーはウルシの仲間なので、皮の汁に触れると人によっては肌がかぶれます。
ということで、このサイコロ部分をお皿にポイッポイッ。
はい、カットマンゴーの完成。
いやぁ、やっぱり採れたて生マンゴーは違いますね!機会があればぜひ!
パラオの年越し。夕日と朝日
あけましておめでとうございます。あんがーです。
パラオで真夏のお正月を迎えました。暑すぎてお正月間はゼロ。
こちらには特にお正月のイベント感はなく、国としてのお休みも元旦のみだからかもしれません。
配属先はたまたま年明け二日お休みなので、5日間ほど連休です。
パラオの年明け
大みそかはホストファザーの家でカウントダウンがあるということで、職場近くの港へ。
子供たちが集まっており、爆竹を鳴らしたり、花火をして騒いでいます。大人たちはのんびり座っておしゃべりしたり、カラオケをする人もいました。そしてパラオ本島、バベルダオブ島の最北端であるこのオレイ港には続々と車が集まってきました。このガラロン州にある車のほとんどが集まったんじゃないかという頃、いよいよ年明け。カウントダウンというよりも、あと2分、あと1分みたいなざっくりした感じ。
何秒前~とかではなく、ぬるっと年越しww
そして年越しのあとはみんなで一斉に車のクラクションを鳴らし、エンジンをふかし、爆竹を鳴らしww
暴走族の集会みたいな年越しとなりました(笑)
2019年最後、パラオの夕暮れ
少し時間を戻し、最後の夕陽を撮りに行った話。
正直、12月30、31日は、みんな職場に来ても以後となんてしないも同然だったので、16時ごろに早上がり。
日没の1時間くらい前にポイントに到着し、カメラをセットしたものの、めちゃ曇りww
一応、夕日は見れましたが、ちょっと申し訳なさそうに雲の向こうへと沈んでいきました。しかし、日没を迎えた15分後くらい。
マジックアワーの夕焼けがいい感じに!!
しかし、このアングルには大きな木!電線!
あああ!ここは場所がよくない移動移動~~と思うのですが時すでに遅し。。。
色づくと予想してたのとは違う方向だったため、完全にタイミングを逃しました(笑)
2020年最初の朝日、初日の出
最後を撮ったなら最初も撮りたい!ということで初日の出の撮影に。
家の近所にはTODAIと呼ばれる旧日本軍の灯台跡地があり、高台から広い範囲を見渡せます。日の出時間が6時15分だったので、4時半に起床。30分弱かけて撮影場所へ。
この日は月もなく、薄曇りで星もなく、人も住んでないので街灯もなく。。。
もうちょ~~~~~~~~~~~怖かった!
何が怖いって、家出てからずっとついてきてくれた愛すべきアホ犬シェイロが、お墓の手前で立ち止まり、一目散に逃げて行ったこと。。。
いや、お、お前。。。何が見えてるんだッッ。。。置いてかないでくれぇぇぇぇえええええ!!!!!!!!!!
背筋の凍る思いがしましたが、ここであきらめちゃいけないという謎の決意で前進。
途中現れた猫に本気で声上げるほど驚いた。だって光る目ン玉しかみえたいんですもの。。。
というわけで、当然道中の写真はありません。
朝5時すぎ、TODAIに到着。この日は日の出が6時15分なので一時間ほど時間があります。
灯台に唯一あった街灯の下で休憩兼精神統一。でも日の出前のブルーアワーも撮りたいので5時45分頃に撮影スポットへ。
夜が白みだしたブルーアワーがこちら。
強風が吹いており、10秒露光したので手前の木がブレブレですが、それも味ですw
ただ、ここで問題発生。
どう考えても、ここからご来光は見えない!山が邪魔!!
ということであらかじめ調べておいた別スポットに走って移動。時刻はちょうど6時。
すっかりあたりは暗くなり、おおかたの予想通り空一面の雲。。。
信じてご来光を待つ。。。。
6時5分、、、、まだいける。。。。
6時10分、、、来い、、、来い。。。。。
6時15分日の出。
出ませんでした。
くぅ~~悔しい!
これは来年も挑戦かなぁ。
いつか目の覚めるような朝日を撮りたいものです。
最後は日の出時刻に撮った証拠写真で。
おしまい。
僕はパラオで感情を揺らすインタープリテーションがしたい。
ここ数日はマジでやることが見つからず、「環境教育って何よ?」という根本的な疑問を堂々巡り繰り返している。
今日は停電もあり、余計に考える時間が長かった。
哲学者みたくグルグル考えた挙句、結局それかいというところに行きついたので心記に書き留めようと思う。
子どもの頃に参加してた「ねいちゃー探検隊」みたいな環境教育がしたい。
— あんが〜🇵🇼 (@angar_pl) 2019年12月4日
フィールドの中で見て知って驚いて学べるようなプログラム。
うちでやってる教育は一方通行でフィールドで伝える事はほとんどなく、決められた質問に答えるためのデータしか探さない。大人の自己満足って感じがするんだよなぁ
自然を大切にしたいと思う子供を増やすこと
環境教育の目標は、『未来を考える人間を増やすこと』というのが、技術補完研修で得た一つの答えだった。
でもいざ仕事を始めると、この目標は抽象的過ぎて僕のやるべきことを明確にするにはイマイチ。。。
で、いろんなことを考えた結果、見出しの通り『自然を大切にしたいと思う子供を増やすこと』という答えに行きついた。
うん、そのままですよね(笑)
だって、そういう子供が増えれば、そのうちの何人かが自然を大切にする大人になるかもしれないし、さらに何人かは自然の大切さを伝える指導者になるかもしれない。
結局、一人の力で環境をよくするなんて無理なんだから、一人でも多くの人が自然を大切にする人になるってのが一番大切なことだよねぇと思った。
インタープリテーションと配属先の環境教育の違い
で、どうしたら子供たちが自然に関心を持ってくれるんだろうって考えたとき、調べたのが「インタープリテーション」という環境教育だった。
インタープリテーションは個人の感性や体験を尊重し、単なる知識の伝達ではなく、参加者に楽しんでもらうことで興味関心を引き出す環境教育手法だ。
世界の多くの人が、環境問題が深刻だなんてことは知っている。でも知識だけでは人は動かない。
運動すれば健康になれると知っててもジムに行かないのは、健康になりたいという感情がないからだ。
森に興味がわけば、それを大切にしたいという気持ちも芽生えるかもしれない。海洋ごみの深刻さを感じたとき、海を守りたいと思うかもしれない。
そういう環境教育がしたいなぁ。
一方で、いま僕の配属先がやっている環境教育の流れはこうだ。
- クラス形式でこれから行くフィールドの知識ややることを説明
- フィールドに行ってみんなで同じことをやる
- センターに戻ってあらかじめ決められた質問(たいてい最も多かった種類の生き物は何ですか?的な)に答える
終了
最初はこれでもいいなと思ったんだけど、実際のアウトドアクラスでは、子供たちはパシャパシャ海で遊んで、先生である僕らも課題をこなすサポートしかせず、時間が余ったらあとは自由時間で大人たちは休憩。質問内容は決まっているので子供たちの発表はほとんど一緒。
子供たちは何か見つけているんだろうか?
「緑の魚がいた」以外の記憶が残るんだろうか。。。もっと知りたいと思ってくれる子供はどれくらいいるんだろうか。
結局何が悪いのか?どうしたらいいのか?
ここが大切なんだけど、イマイチしっかり答えが見つからない。
とりあえず、もっと子供の自由があっていいし、疑問に思ってもらいたいし、発表も多種多様がいい。
知ってほしいのは魚の種類じゃないし、僕らが知りたいのも数を数えるみたいなつまらない答えじゃないし。
少なくとも課題は全然違うもののほうがいいな。。
このあとなんで自分が自然を好きになったのかとか、インタープリテーションのことをどうやって同僚に伝えようとかいろいろ書こうとしたけど、長くなったので今日はもうやめ。
またなんかまとまったときに書き留めよう。
1番幸せな時を考えたらずっと幸せだってことに気づいた話
先週末はコロールでほかの隊員とのんびり4連休を過ごし、4日連続でジムに通い、心と体が元気になってちょっぴり財布が寂しくなりました笑
連休中はほぼ毎晩誰かと飲んでいたわけで、胃も荒れ荒れw
でも幸せだったなぁ。。。
連休最後の夜は「とりとり」という日本料理のお店で男3人、カウンターに並んでちょびちょび飲んだ。
とりとりの料理は本当に美味しくて、味も日本に限りなく近く、カウンターで料理してくれるスタッフもフツーに日本語が通じる。
日本の会社の系列だけあって、それほど高いわけでもないのに満足感が高い。
出てくる料理に感動しながらお酒を飲んでいた時、ひとりの隊員がこんな事を聞いてきた。
「どんな時に『幸せだなぁ』、って感じます?」
俺より5つくらい若いくせに、急に加山雄三みたいなことを言うもんだから(加山雄三がが1番に出てくるあたり、変わってるのかなと思うけどw)、ちょっと言葉に詰まってしまった。
最近のことから数ヶ月、数年前のことまで遡って、「いつだ??どんな時が幸せだ??」ってめっちゃ考えた。
でも、飛び抜けて「コレが幸せだった!」みたいなシーンが思い浮かばない。
旅行に行った時とか、北海道にいる時とか、学生の時とか、浪人中に猛勉強したこととか、彼女ができた時とか、色んなことが雑多にごちゃごちゃ出てきた。
だから、彼の「どんな時に幸せだと感じるか?」という質問に対する答えは、一瞬、「特にない」というめちゃくちゃ面白くないものになりそうだった。
でも、ちょっと待って?
幸せなシーンといって開いた自分の引き出しにはいろんな時代の記憶が詰まってて、特に規則性はなくて、選べないほど数が多い。
これって、「今までずっと幸せだった」って事じゃないだろうか。
しんどかった時のことも思い出してみるんだけど、その引き出しにはあんまり多くの記憶は入ってなかった。
あるにはあるんだけど、その後についてくる幸せな記憶のオマケみたいにくっついてる事が多くて、結局今は笑い話になってる。
例えば、高校時代。
自分の高校時代は正直言って人に誇れるような記憶じゃない。
唯一、部活は楽しかったけど、高1でデビューに失敗したり、初めて人からはっきり嫌われたり、友人と遊んだ記憶は高校3年の文化祭打ち上げただ一回だし、イジメとかイジリとか見てるだけで辛かったし、いわゆる陰キャラとして過ごした高校は嫌いだった。
でもだからこそ理想の大学を探したし、大学受験も頑張れて、浪人して大学に受かって、自分の選んだ場所に行けた幸せにつながっていて、あって良かったなと思う記憶になってる。
二十五で就職した営業は泣くほど辛かったけど、北海道転勤になって、友達もできて、当時の彼女もできて、めちゃめちゃ楽しい3年を過ごして、協力隊に行くと決めた時も、上司は応援してくれた。
営業は嫌いだったけど、その経験はちょっとだけ自信にもなっている。
協力隊においても、環境教育にはたくさんのタイプの仕事があるのに、自分は野生動物の保護とか、環境保全とかに関われる配属になれた。
これって小学生の時に描いてた夢と一緒じゃないか!!
色んな経験と、人と、ラッキーと、自分の意思が重なっていま美味しいお酒まで飲めてるなんて!(もはや晩年のセリフw)
最初に質問されてからおおよそ10秒。
すでに別の話題に移りかけてた2人を引き止めて、「やっぱ俺ずっと幸せだわぁ」と呟く30歳でした笑
パラオのトレーニングジムその②:ホテル併設、きれいな街中のジム
ダイエットのため、主食が米から大豆になったあんがーです。
以前の記事に続き、パラオのトレーニングジムをご紹介。
https://ang-john.hatenablog.com/entry/publicgym
前回のコロール州立ジムは町中からかなり離れたミューンズにあるため、なかなかアクセスしにくいのが玉に瑕でした。
さらに、土日祝日がお休みのため、僕のような田舎隊員がコロールに上がってきたとしても、なかなか通うことは難しいのです。。。
しかし、パラオ隊員の中には田舎に住みながらジム通いを続けている隊員がいます。
その彼が通っているのが、コロールの中心地、パレイシアホテルの中にあるトレーニングセンター。
同じ田舎隊員ならいくしかない!ということで行ってきました。
コロール中心地ど真ん中。パレイシアホテルの半地下
コロール中心地から空港へ向かう方向へ歩いて5分。坂の上にある大きなホテルがパレイシアホテルです。
この入口を入ってすぐにあるエレベーター横の階段を下り、薄暗い廊下をまっすぐ行くとジムにつきます。入るとまず受付。
受付を済ますと奥に合る更衣室へ。中にはきれいな鍵付きロッカーがあり、奥ではシャワーやサウナも利用できます。
早速着替えてジムへ。
中はこんな感じ。
とてもきれいですが設備は少なく、人が多いとすぐに取り合いになってしまうんだとか。。。
ちなみに12時前後や夜遅くは割と空いており、午前中や15~16時は非常に混雑してるとのこと。
営業時間、料金、ルールなど。
営業時間は5:30AM~12:00AMとかなり長いです。さんざ遊んで食事をした後でもひと汗流して寝ることができますね(笑)
一回の利用料金は$25、一か月間10回の会員料金は$35です。2020年に値上げされ、1か月の利用料金は$100となりました。
二回以上行くなら会員料金のほうがお得。
特別なルールなどはなく、日本のジムと同じように使えば問題ありません。靴は土足でOK。サンダルでやっていると注意されるそうです。
ただ、トレーナーなどはおらず、マシンの使い方を教えてくれる人もいないので、自分で勝手にやる感じ。
自分は一か月分の会員になったのでコロールに来るたびに毎回通おうと思います。
絶対10回も来れないけど。。。
がんばるぞ~~~
配属先によるパラオの高校生向け環境ファシリテーションがすごかった。
2019年11月25,26日の二日間でパラオの自然保護プログラムであるProtected Areas Network(通称:PAN)の16周年記念カンファレンスが行われました。
16年も続けているのに今回が初めての開催だったようで、イベント自体もたくさんのプログラムが組まれ、なかなか大きなシンポとなりました。
僕の配属先であるEbiil societyは今回、プログラムの中の高校生に対するファシリテーションを担当したのですが、そこで行われた内容が非常に良かったのでご紹介したいと思います。
予想を超える人数の高校生が参加したファシリ
今回のカンファレンスにはパラオ高校、ミゼンティ高校、Heirs to Our Oceansのメンバーなどから85名もの参加がありました。
この人数は僕らの予想を超えており、余裕を見て用意した教材が若干足りなくなってしまうアクシデントもありましたが、何とかスタート。
今回は普段からエビールソサイエティの活動に参加している5人の高校生をファシリテーターとし、4つのグループに分かれてファシリを開始しました。
最初に、環境に関する文章が書かれた22枚の紙を渡し、それらを大いに賛成、賛成、どちらでもない、反対、絶対反対の5段階に分けてもらいました。
これらの文章には環境保護に対してポジティブなものもネガティブなものも含まれています。ファシリテーターはその文章の意味が分からなかったり、より深く考えられるよう、サポートをしていきます。続いて、各生徒が最も賛成した文章、最も反対した文章などを発表し、ファシリテーターが大きな紙に文章の番号を書き出していきました。そして、もっとも数の多かった文章をそのチームの意見として、なぜそう思うのかを議論します。
なぜ環境を守らないといけないのか、だれが海を殺しているのかなど、様々な意見が飛び交っていました。
グループワークの時間が終わり、最後は全体ワーク。各グループの賛成、反対の文章を発表し、数の多かった文章について、なぜそう思うのかを再度全体で議論します。
議論が進むにつれて話題は広がっていき、グループで話し合った意見だけではなく個人の意見も求められるようになります。
例えば、
7.「もし、私たちが行動を起こさなければ、海は死んでしまう」という文章に対し、
代表から「では、何が海を殺そうとしているのだろうか??」という質問が投げかけられます。
それに対し。
- 海洋ごみ
- 地球温暖化
- オーバーフィッシング
- オーバーツーリズム
といった意見が出ました。「パラオでは漁業資源の枯渇が懸念されているため、ここからオーバーフィッシングを防ぐにはどうしたらいいか?」という議論に。
- 厳しい法律と罰則を作る
- 養殖を始める
という意見。しかし、現在のパラオでは小規模な養殖はあるものの、商業的に持続可能なレベルの養殖は進んでいません。
「何が養殖の弊害になっているのか?」という質問に対し、
- 資金がない
- 人々の熱意が足りない
こんな風に議論がつながっていきます。
ほかにも、
「22.人間はほかの動植物が絶滅する可能性があっても、生活するために必要なことは何でも許されるべきだ」に反対
↓
「ウミガメを食べる文化はなくすべきなの?」
↓
「パラオの文化をなくすのは良くない。でも文化が残っていたのしても、ウミガメがいなくなったら元も子もない」
↓
「盗掘や密漁の規制が必要で、より多くの努力をするよう、みんなで政府に働きかけよう」
などなど。
少し方向性がそれる感じもありましたが、新しい切り口による議論が展開されていきました。
ある程度話し合ったところで1時間以上に及ぶワークショップが終了。
もう3時なので、学生たちはそのまま帰っていきました。
自分たちの意見を大人に伝える2日目
翌日、カンファレンス二日目のこの日は、パラオの政治家や環境保全にかかわる人々をパネルに迎え、意見交換会という形で議論をします。
もちろん前日のファシリに参加した高校生も参加し、大人たちに話し合った結果を伝えるという時間も設けられていました。
各チームのファシリテーターが代表として話し合った内容を発表。自分たちの意見を大人にしっかり伝えることで環境保全の活動に参加しているという意識を強く持てるんだろうなぁと感じました。
自分の感じたこのファシリの良い点と悪い点
今回の良い点としては
- 個人で考える時間と集団で議論する時間が明確に分かれていた
- 完全にさぼってしまう子供がほとんどいなかった
- 抽象的な質問から具体的な話題に焦点が絞られていった
- 大人に意見する機会があった
最後の意見する機会については翌日のプログラムなのでファシリ自体の内容ではないですね。。
ただ、90人近い子供たちがキチンとこのファシリに参加できていたのは、進行役をしていた代表のワザでもあり、ファシリテーター役のエビールメンターたちの活躍でもあり、なによりパラオの子供たちの意識が素晴らしいと感じました。
一方で、悪い点も挙げるとすれば
- 教材の数が足りなかった
- 進行役の誘導があった
- 途中で帰る学生がいた
正直、予想を超える参加人数だったので、予備の分も使ってしまったことを考えると仕方ないかという気も。。。。
理由はよくわからないけど、ワークの後半で帰りのバスが来てしまい、遠くに住んでる学生が帰ってしまいました。3分の1くらい減っちゃったかな。この辺はパラオだから仕方ない(笑)
ただ、進行役の誘導についてはやはり修正すべきだなと思っていました。
代表は非常にお話が上手なのですが、若干自分の意見に引っ張っていく傾向があり、「う~ん、その流れは完全にあなたの意見が入っているよね。。。」という場面が一部ありました。
しかし、驚いたのは全体のワークが終わって片づけをしているとき、ファシリ役をしていた子供の一人が「司会がそう言うとみんなYESというしかなくなっちゃうよ」と意見していたこと。
どのシーンについて言っているのかまでは聞き取れなかったけど、大人にもしっかり意見できる高校生すごい!
さて、ここの配属先に自分のできる環境教育とは。。。(笑)
【肥満注意】パラオの公立トレーニングジムに行ってきた
お久しぶりです。あんがーです。
前回の更新から1か月以上たっている様子。。。
いやぁ、パラオで生活してみるとネット環境も以外にいいし、新しい趣味とかもろもろありまして、ブログから遠ざかっておりました。
ブログ愛が試される時期ですねww
さて、今日はパラオに来て3か月が過ぎた僕の体の変化とパラオのジムについてご紹介します。
*年甲斐もなく上裸をさらしておりますので、苦手な方は閲覧注意。
炭水化物天国のパラオで30歳男性の体に起きた変化
パラオに限らず大洋州の多くはイモや輸入米を基本的な主食としています。
魚も多く食べますが、ちょっとのおかずで大量のご飯を食べるのが一般的。
さらに、輸入食品が入ってきたことにより、缶詰やスパム、インスタントラーメンをたくさん食べます。甘いものも大好きで、暑いから基本的に移動は車。
当然ながら、肥満率もかなり高く、社会問題となっています。
自分は全く同じ食生活ではないものの、パラオ人と同じ食材で生活しているため、やっぱりコメの量が多くなっており、徐々に体つきが変わっていることも気づいてはおりました。
家には姿見がないので見て見ぬふりをしてましたが、先日ホテル泊をした際、鏡に映った姿を見て愕然。
恐る恐る日本にいたときと比較した結果がこちら。ひどい、、、ひどすぎる。。。
約10か月前、ジムに通っていたころとの違いは歴然。。。
これはなんとかせねば。
ということで買ってきたビールをほかの隊員に寄付し、翌日ジムに行くことを決意しました。
コロール州公立ジムの営業時間と利用料金
パラオのJICAボランティアの中でジム通いをしている隊員は2名。
そのうち、ゴリマッチョを目指しているMさんとミューンズにある公立ジムにいくことに。
ミューンズはコロールの隣にある島で、陸路でつながっているので、歩いて向かいます。
車のつかえない青年隊員、徒歩40分をかけてようやく到着。
ここには元協力隊で今はコロール州に雇われて働く女性と現協力隊員であるTちゃんの2名の日本人がいます。
スコージョと呼ばれるエリアにあり、地元民の憩いの場になっているとてもきれいなところ。環境客はあまり来なさそうです。
ちなみにスコージョとは、飛行場のことで旧日本軍の滑走路があったんだとか。
中はこんな感じ。すげーーー!地元(日本)の公立ジムより物がそろってる!!マシンや道具は古そうですが、数もたくさんあり、どれもしっかり使える状態。
更衣室、シャワー、飲料水も置いてあり、靴は土足でみんな入っています。
料金は1回1ドル~
営業時間も6:30~9:30とかなり使い勝手もよさそうです。もうちょっと中心部から近かったらなぁ。。。!
ちなみにコロール州で働いてるなど、一定の条件で無料で利用できるのですが、なんとJICA隊員の利用もタダ!!ありがとうパラオ~~~!!
現役ジム隊員に限界までしごかれる。。。
自己流で足の筋トレをして、まぁまぁかな~と思っているときに、現協力隊員のTちゃん登場!!
おおおーー!と田舎隊員がジムに来ていることに驚くTちゃんw
せっかくなので筋トレの指導をしてもらうことに。
最初はベンチプレス。こういうフリーウェイト系はサポートがないと怖くてできなかった。基本ひとり行動の自分はほぼやったことなし。。
フォームを教えてもらって12回3セット。さらにダンベルフライ12回3セットで胸を追い込みます。
続いてラットプルダウン。普段家の車庫で懸垂をしてるので多少できるかなぁとは思ったけど、疲れてから軽い重さでさらに追い込むとさらに効く!!
荷重を調節できるメリットをつくづく痛感しました。
その後、スクワットのフォームチェック、カーフレイズ、アームカールとそれぞれ教えてもらい、気づけばほぼ全身トレーニングに(笑)
基本自分に甘いので、トレーナーがついてくれることで普段以上に頑張れたと思います。
特にTちゃんの厳しさが効いたww
最後の追い込みでは、「はい、そのままずっとやっててくださ~~~い(笑)」と言われて放置w
プルプルしながら彼女のOKを待っていました(笑)