アラサー協力隊員、パラオへ行く

アラサーだって挑戦したい!環境系大学院修了⇨法人営業⇨青年海外協力隊(予定)。平成元年生まれ。

途上国に『安全』などない。身近なリスクを知っておこう。

あかん、最近1000字程度のブログ記事ですら、時間がかかります。
慣れてきたら10分程度で更新できるようになりたいものです。。

ブログ継続のため、短く、頻度を多く更新したいと思います。

さて、昨日今日と、途上国での安全管理に関する講習がありました。
講習では、途上国で生活するうえで知っておくべき犯罪やその予防策、対応方法、交通安全について学習します。

あまりリアリティのない話だからこそ、書き留めておきたいと思います。

事例から学べ!途上国の安全管理

当然ながら、途上国は日本と比べ物にならないほど危険がいっぱいです。病気・犯罪・交通事故。。。

途上国で活動するということは、それなりの危険を覚悟しないといけません。

でもね、『覚悟』では不十分、というかまるで無意味。まじで。。。

「リスクは身近なところに潜む」といいますが、どこにどんなリスクが潜んでいるかを知っておかなきゃいけません。

寝込みを襲われる。。。寝室にカギをかける理由

いくら比較的安全な地域に派遣されるJICAボランティアとて、それは他の途上国と比較してということであって、日本のように安全な場所とは全くもって違います。

残念なことに、JICA関係者でも年間複数件の強盗・空き巣被害が発生しています。。。

JICAの規定では、寝室というのは隊員を守るための最後の砦
敷地や建物内への侵入を防ぐ対策もありますが、最後は寝室に閉じこもり、助けが来るのを待てないといけないのです。



あるJICA専門家は自宅の寝室にカギをかけずに就寝したため、侵入してきた強盗に寝込みを襲われたそうな。。。
犯人は部屋に侵入したものの、金品の場所がわからず、専門員をたたき起こして場所を聞き出そうとしたのです。

このケースでは、寝室にカギをかけてさえいれば犯人と鉢合わせすることはなかったはずです。家への侵入は防げなくとも(このケースではガードマンの一人が共犯だったんだとか)、寝室への侵入を防いだり、助けを呼ぶことはできたはず。。。

特に女性は寝室のカギが必須です。強盗目的以外に、性犯罪などのリスクも高まります。性犯罪者にジェンダー問題など関係ありません。

寝室のカギはJICAの規定で必須条件です。もしついてなければ、現地のJICA事務所がつけてくれるか、大家さんがNGを出せば転居することになります。

街中でスマホは出さない。おかしいと思ったら逃げる

これも、現地に慣れた人間が被害に遭いやすい犯罪です。
「安全な地域だから」「近くに警備員がいるから」「周りに人がいるから」といって油断してしまえば、ただのカモです。

絶対に金目の物を街中で出してはいけません。ATMを探しているところもバレてはいけません。
(自分は一眼レフをもっていこうか、真剣に悩んでおります。。。)

リュックサックは背あて部分を表にして、体の前に抱えます。肩掛けバッグは、上からシャツを羽織ります。

スマホやひったくりの被害は年間数百件
ひったくりだって、転べば大けがのリスクがあります。後続車に轢かれて死の危険もあります。
拳銃強盗に撃たれれば終わりです。

正直、モノがとられるくらいなら屁でもありませんが、狙われないのが一番ですよね。

日本では普通。途上国では命とり

  • 毎日同じ道で帰る
  • イヤホンをして歩く
  • レストランでスマホをいじる
  • バス・タクシーでウトウトする
  • サンダルを履く

などなど、これらはすべて、途上国において命とりになる行動です。
必要になることはあっても、他人に見られないか、怪しい人はいないかを常に警戒しないといけません。

途上国では驚くことが本当に起こり得ます。
先日のスリランカ同時多発テロを踏まえ、講習ではテロに出くわした時の対処法として、ほふく前進を練習しました。

JICAボランティアが最もやってはいけないこと

JICA関係者だけではなく、国際協力に携わるすべての人がやってはいけないことがあります。
そしてそれは、絶対にやらなきゃいけないことでもあります。

なんだかわかるでしょうか??

それは、




  • 絶対に死んではいけない
  • 絶対に生きて帰ってくる

これです。当然ですけど、これが一番です。

JICAボランティアは日本のODA事業。その関係者を死なせるわけにはいかない。それもありますが、大事なのは赴任先の現地の人です。

もし、ボランティアが死ぬようなことがあれば、理由によってはその地域、その国自体から全ボランティアが退避させられるかもしれません。

そうなれば、それまで続いてきた支援や協力活動が途切れ、人々は持続可能な開発から取り残されることになります。

こんなこと言うのは元も子もないのですが、ボランティア活動がうまくいかなくても何の問題もありません。
でも絶対に、絶対に、死んではいけないのです。

パラオの犯罪率って??

ちょうどいい感じにまとまったので、これで終わりにしたかったのですが、最後に、パラオでの犯罪について一言。

途上国の中でも比較的安全な方にあたるパラオ。過去数年間では、空き巣程度の被害はあるようですが、事故や重大犯罪は起きていないようです。

パラオへのボランティア隊員が少ないことも影響しているのかもしれません。
リスクは同じと考え、気を引き締めて現地に臨もうと思います。