あんがーの樹

環境系大学院修了⇨法人営業⇨青年海外協力隊。平成元年生のアラサーが綴る。

歌あり酒あり!踊りあり!パラオのBaby Birth Ceremonyに参加してきた。

先日からパラオの北海道、ガラロンでのホームステイが始まっております。

ホームステイの様子については後日説明するとして(まだよくわかってないし)、先日連れてってもらったベイビーバースセレモニーをご紹介。

多くの大洋州諸国と同様、パラオも底抜けに明るく、楽しい人たちで溢れております。

Baby Birth Ceremonyとは??

その名の通り、子供の誕生を祝うお祝い会です。

もともとかなり大々的に行うらしいけど、今回は結婚式も兼ねているとのことでその規模はちょっとした運動会並みww

大量の食事が用意され、テントが6~7個並び、観客席もありの大騒ぎでした。

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ずらり並んだ衣装ケースには大量の料理!
今回は奥さんがホストファミリーの親戚だそうで、自分も連れてってもらいましたが、200人以上いる会場(普通の庭)では誰が誰だかわかりませんw

しかし、パラオ人の心は広く、自分のような外国人にも「食べなさいよ!!」と声をかけてくれる。

すごいなパラオ人。。。

女性が主役!でも主役が一番大変。

会場についてしばらくするとお母さん登場。

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伝統衣装をまとった花嫁
ちなみに奥に見える廃墟のような建物は旧日本軍の海軍所。直接撮影はできないと言われました。。。
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花嫁は葉で編んだ敷物の上だけ歩く

全身を黄色く塗った花嫁(お母さん)が葉で織られた敷物の上を歩いてきます。

この敷物は二枚用意されており、両脇の人が交互に敷物を入れ替えながら、ゆっくりと壇上へ。

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到着。両脇のテンションが高すぎw
壇上につくと、音楽とともに写真撮影。この状態で5分以上の曲を4曲ほど演奏。

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演奏中。みんな1ドル札を掲げながらダンス!
主役のお母さんよりも、両脇のおばあちゃんたちが大はしゃぎしておりますww

基本的に踊りに行くのはすべて女性か子供。大人の男はテントの下で様子を見ています。やはりパラオは女性社会。

30分ほどする新郎(お父さん)と子供が登場してきました。

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新郎はTシャツ短パンのラフな格好
お父さんは何の衣装も装飾もしていません。

子供を抱えて新婦の隣にきたので新郎とわかりましたが、でなければ絶対にわからない。

新郎が登壇したことでようやく男性たちも写真を撮りに行くことができます。ここからは家族とか友人で3人を囲み写真撮影。
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楽しい会でした~~

でもお母さんは、この右手に葉っぱを抱えた状態で2時間近くたちっぱなし。この日は曇りでしたが、炎天下なら絶対倒れてる。。。

主役も大変だね~~

1ドル片手に歌って踊る

ひとしきり撮影が済むと、今度は会場のバンドの周りに人が集まります。

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ここでも女性がメイン。普段見せない機敏な動き!
踊るときは必ず1ドルを握っていき、曲が終わったら歌い手に渡す、いわゆる「おひねり」ですね。

どこにそんなエネルギーがっていうくらい皆楽しそうに踊っています。

笑顔溢れるパラオがいつまでも続くといいですねww
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