あんがーの樹

環境系大学院修了⇨法人営業⇨青年海外協力隊。平成元年生のアラサーが綴る。

駒ヶ根訓練所の自然やら街並みやら

駒ヶ根訓練所生活6日目。

なんか既に集団生活の疲れが出ているのか、あまり眠れなくなってきました。。。 
生活自体は楽しいんだけどね(笑)語学とかワークとか、普段使わない部分の脳みそをフル活用して、かつ刺激の多い体験型学習もあるから、頭がオーバーヒートしてるっぽい。

さて、今日はそんな毎日を癒してくれる駒ヶ根の自然たちを公開いたします。

訓練所を囲む針葉樹たち

駒ヶ根訓練所の周りは針葉樹の森に囲まれています。

まずは訓練所の出入り口付近の木をいくつかご紹介。
全体像を映したところで他の木との違いなんて分からないので、葉のアップを淡々と載せていきます。

ヒノキ
ヒノキ

いわずもがな、ヒノキです。特徴は葉の裏の気候が白くY字にになって見えるところ。花粉パーティーのメインツリーでもあります。
木材としても人気で、よく植えられていますが、乾いた土地を好むので大抵は山の尾根など、川から遠くて水捌けのいい場所に見られますね。

サワラ
サワラ
こちら、ヒノキによくた木でサワラといいます。特徴はやっぱり気孔で、YではなくXの形をしていること。

スギの葉
スギ
こちらは皆さんご存じ、「杉」です。ヒノキと違い、水分が大好きで川に近く、湿っぽいところに生息します。でも駒ヶ根訓練所の周りでは、杉もヒノキも混在しているようです。

モミの葉
モミ
コチラはモミの木。クリスマスツリーの木で有名ですね。ひょっとしてウラジロモミかもしれませんが、細かいところは置いときましょう。。。

アブラムシから蜜をもらうムネアカオオアリ
アブラムシから蜜をもらうムネアカオオアリ
アブラムシから蜜をもらうムネアカオオアリ
アブラムシから蜜をもらうムネアカオオアリ2
こちらはモミの木で見つけた、アリとアブラムシの共生の様子。

アリはアブラムシが他の虫に食べられないよう、彼らを守ってあげる代わりに、アブラムシが出す蜜をもらっています。自然てすごいな~~

このアリ、胸が赤くて大きなアリだなぁと思って調べてみたら、その名もムネアカオオアリ。そのまんまでした(笑)


ぱっと見回した時の針葉樹はこのくらい。広葉樹もありますが、まだ葉っぱも小さくて同定に自信ないので載せませんww

駒ヶ根訓練所周辺の景色とか

日曜のお休みは訓練所周辺を散歩してきました。

訓練所から出たとこ。

訓練所周辺の風景
少し歩くとのどかな光景が広がり、ちょうど梅?八重桜??が白や赤にキレイに咲いていました。この木は駒ヶ根にたくさん生えてるみたい。

アルプスが見える
駒ヶ根市は周辺を高い山に囲まれ、どこ観ても美しいアルプスを見ることができます。


今の時期、たくさん咲いてるみたいだけど、名前がわからない。。。


今年は駒ヶ根訓練所ができてちょうど40周年の年。
長い年月をかけて協力隊が地域に根付いてきたことがわかる街頭表示でした。ここで変なことをして、これまで築いてきた信用を失うわけにはいきません。。。

駒ヶ根訓練所から歩いて15分くらいのところにあるローソン
歩いて15分くらいのところにあるローソン

小鳥(名前は後で調べる。。。)
しばらく歩いてから300mmの望遠レンズに交換。あまり慣れてなかったので上手に撮れんかったけど、なかなか近くで撮れた一枚。


風情があって、お気に入りの写真になりました。

ヤマザクラ
だいぶ葉桜になってるけど、ヤマザクラも残っています。

モミジイチゴの花
モミジイチゴもきれいに咲いてます。こんなかわいい花咲くんだ。。。


森の向こうの緑が映えるよう、ちょっと加工した(笑)
RAW編集うまくできるようになりたい。。。

猛禽類が飛ぶ

棚田??

レンゲ

最後はマクロ端で撮ったレンゲ。300mmレンズのマクロ側初めて使った!

週休1日、僕らの研修はまだまだ続く

研修が始まってまだ1週間も経っていません。

毎日が刺激の連続。世間の10連休などここではまるで関係ないのですが(いま友達からタイ料理の写真きた。。。)、一生のうちで今しかできない経験が詰まりまくっています。

明日も起床5時半です!寝るぞ!!

訓練所入所後と今年から変わったことなど

ブログってなんでこう、ちょうどよくまとまらないのでしょうか?

きっと僕の頭の中がとっ散らかっているからなのでしょう。脳内の整理整頓に役立つ本があったら教えてください。なんならAmazonで送ってください。

 

さて、ここでは入所後のオリエンテーションと訓練所での運動について書こうと思います。(さっき書きすぎた文章がもったいなかった)

2日間続く、オリエンテーション地獄

大げさですね。JICA、JOCA関係者の皆様、すみません。

 

入所後はいろいろな説明、案内が延々と続きます。訓練所についた初日、僕たちはJICAと交わす契約書でもって初めてJICA海外協力隊候補生として公人の立場になり、JICAとの取り決めに法的な拘束力も生まれます。

 

とはいえ、それまで私人としての自由を楽しんできた若造たちが、突然公人としての務めを果たせるわけではありません。

 

というわけで、生活面や学習面など公人としてあるべき態度を細かく説明されるわけです。決して厳しくないですが、非常に細かいルールをもれなく守るのには結構神経を使う。。。

途上国にいく準備を兼ねているため、通常の生活では考えられない規則もたくさんあるんですね~~

 

食事の時間、服装、就寝時間、起床、朝の点呼、外出ルールなど、項目を挙げると刑務所みたいww

 

僕のような人間の意識を変えるのって大変だから、なのでしょう。スタッフさんのしゃべりも少しキツめ。高校の指導教官を思い出さずにはいられませんでした。。。

 

でもね、途上国で、協力隊員はお客様ではありません。その国や地域、所属団体のルールに適応し、約束を守らないと、仲間として認められないどころか、命の危険だってあり得ます。

 

「社会人の皆さん、協力隊に入ってラクになると思ってはいけません。より厳しくなると思ってください。」とスタッフさん。

 

そりゃそうだ、と思った瞬間、書類すらまともに出せていない自分が恥ずかしくなるのでした(笑)

 

ang-john.hatenablog.com

 

そのほかに今後の予定や授業の流れ、証明写真や自己紹介などいろんな説明が2日間続きます。

技術補完研修の授業と違って事務的なものが多く、真剣に聞いてるつもりでもzzzzzzzとの闘い不可避。

 

ミンティアハードで耐えましょう。蓋ができない缶コーヒーはご法度です。

 

おしりめっちゃ痛いので、痔持ちの方は入所前に何としても治してくることをお勧めします。

訓練所、朝の運動は各自自由になったらしい

訓練中は体力維持と健康のため、6時からラジオ体操とランニングがあるもの、と思って準備してきましたが、どうも2019年度1次隊からそのルールはなくなったそうです。

 

5時半から食事までは自由時間になり、寝たい人は寝てていいし、走りたい人は走ってます。僕は元来運動嫌いですが、派遣国のパラオ生活習慣病パラダイスでもあるので、今のうちから動いとこうと走ってます。2キロくらいね(笑)

 

あと、体力維持テストもなくなり、この2か月終わったあとの体形が人によってだいぶ変わりそう。。。

 

訓練所にはちょっとした筋トレマシーンとランニングマシーンがあったり、体育館でバスケとかバレーとか始まったりして体を動かす機会は多いです。自分は体育の成績万年2のでくの坊ですが、みんな優しいので楽しく混ぜてもらいました。

 

いまも多くの候補生が体育館で汗を流しています。

僕はもう駒ヶ根を歩き回ってヘトヘトなんで、今日はお休み。

 

明日の授業に備えねばッッ 

 

~提出書類は絶対期日までに出せ~派遣前訓練開始@駒ヶ根

JICA駒ヶ根訓練所


ついに4月25日木曜から、長野県の駒ヶ根訓練所で2か月間の合宿が始まりました。

 

「派遣前訓練」なんて読むか知ってます??

僕はずっと「はけんまえくんれん」だと思ってました。でも正しくは「はけん“ぜん”くんれん」だそうです。音読み縛りなんです。お気を付けください。

 

今日は4日目の日曜日、初めての休日です。

世間は10連休に沸いてるらしいですが、訓練中は日曜以外、毎日課業が詰まってるのでまるで関係ございません。

知り合いの皆様には、SNSにあまり楽しそうな写真(特に海外とか、青い海とか)をUPしないようお願いしたいものです。。。

 

まぁいいか、派遣されたらめちゃめちゃ楽しそうな写真アップしまくってやる。こちとら常夏のパラオじゃいww

 

訓練所の印象ですが、正直思ったほどめっちゃ田舎でもなかったです。コンビニも歩いて2分くらいのところにあるし、街に出るバスもあるし、タクシーで1500円くらいのところに飲み屋とかあるし、、、

 

田舎育ちだからか、この程度なら実家とそれほど変わらないと思うの。。。

むしろコンビニについてはめちゃめちゃ便利。

協力隊合格後の提出書類は必ず期日までに出しなさい

はい、絶対に期日までに出した方がいいと後悔した話です。

 

入所に必要な事前提出書類はすべてJICAのホームページに記載され、合格者は個人で確認し、期日通りに提出することになっています。

 

自分はその提出書類のほぼすべてを見落としていて、事務局からの督促連絡でその存在をしり、遅れて提出しました。。。

 

焦ったものの、たぶん3日くらいで出せるものは提出できたので、すっかり安心したんですけどね。

書類遅延者は玄関入ってすぐ、別室に案内される

自分が書類を出し遅れたことなど、すっかり忘れて訓練所に到着。

名簿の名前を確認し、スタッフさんに無事到着したことを伝えます。

すると、、、

 

「部屋に行く前に、あちらの部屋に行ってください」との指示が。

 

今となっては自分の能天気さに恥ずかしい気持ちでいっぱいなのですが、最初は「ひょっとしてなんか重要な役割でもいただくんじゃないだろうか。。。」とかうぬぼれたことを考えておりました。

 

もちろん違っていて、書類が遅れた件について、スタッフさんからお話しがあったわけです。。。

 

なにを言われたかについてはさておいて、、、今後このようなことの無いよう、しっかり対策を考え、説明し、反省したうえで自分の部屋に移動。

 

スタートを見事に踏み外し、僕の二カ月が始まりました。

ダメ人間アンガー、班長になる

そんな私ですが、頑張ってこの訓練を乗り切っていきたいと思います。

 

いまは候補生の生活単位である、生活班という20人くらいの班で、班長もやらせてもらっています。

 

入所初日、最初のミーティングで班長を決めます。

その時同席していたスタッフさんからは班長にはぜひとも!責任感とリーダーシップに溢れた人に立候補して貰いたいですね!!」と言われておりました。

 

偶然、自分が別室に呼ばれた時と同じスタッフさんだったのですが、僕が班長になってしまった時の不安そうな顔が忘れられません。

 

立候補したものの、元は隣にいた別の候補生にそそのかされて手を挙げただけなので、不安な気持ちは僕にもありました(笑)

 

はい、おだてられたら木にでも登るブタでございます。

でも木に登れるブタってすごくね??

 

うん、よくわからんけど、みんなにおだててもらいながら、二カ月頑張ってこうと思います(笑)

【技術補完研修】衝撃的に深刻。。。海洋ゴミの話

こんにちは。アンガーです。

技術補完研修4日目、座学がめちゃくちゃ苦手と痛感しております。

 

今日はアンガー史上、近年稀にみるほど衝撃が走った一日でした。

その要因は、表題の通り、『海のゴミ』です。

 

正直、こんなに深刻だとは思わなかった。そして、日本がこんなに遅れているとも想像してなかった。。

 

2050年、母なる海はプラゴミの海に

いま、世界の海には1億5000万トンのプラスチックゴミが存在しています!やばいです!!みんなゴミを捨てないでください!!!

 

 

と言っても中々ピンと来ませんよね。

 

海は広いし、大きいし、世界にはきれいな海がまだまだたくさんあります。3連休があれば沖縄、夏休みにハワイ、南の島に行けばいつでも汚れない大自然を堪能できる、と思うかもしれません。

 

でもね。

 

 

三十年後、海のゴミの量は全世界の海に生息する魚よりも多くなると言われているんです。しかも重量ベースで。

 

これはやばくないですか??本当に。

 

だって、イワシ一匹とコンビニのビニール袋を想像してください。ビニール袋はイワシよりもめちゃくちゃ軽いですよね??その軽いビニール袋をイワシと同じ重さ分集めるってなったら結構な枚数が必要で、それが全世界の魚の量よりも多くなるとしたら、、、、プラスチックごみで埋め尽くされた30年後の海を想像してしまい、背筋が凍る思いがしました。。。

海鳥たちの食べ物は魚とプラスチック

ショッキングな話はまだ続きます。

 

優雅に飛ぶ海鳥たち。「あいつらは幸せそうだなぁ」なんて、都会で働く社会人は思ったことがあるでしょう。

f:id:ang-kk-john:20190502210413j:plain

 

しかし、彼らも人間の出したプラスチックゴミの被害者なのです。

 

ある研究者が海鳥の死骸を解剖し、中身を調査したところすべての海鳥の胃の中からプラスチック片が発見されました。調査では漁網に絡まるなど、事故死した個体も含まれているため、すべての個体がプラスチックが原因で死亡したわけではありません。

にもかかわらず、すべての個体からプラスチックが発見されるのです。そのため、人によっては99.9%の海鳥がプラスチックを誤飲していると言う意見もあります。

海鳥が飲み込んだプラスチック片

解剖した海鳥から発見されたプラスチック片

プラスチック問題に対する日本の対応は遅れている

まだまだショッキングな話はあったのですが、ここから日本でのプラスチック問題への取り組みについて考えたいと思います。

日本ではまだまだ大量生産大量消費の考え方が主流。エコを売りにしているいろはすなどのペットボトルは、強度を保てる限界の薄さで作られており、使ってすぐに捨てることが前提にされています。

 

一方で、ヨーロッパなどではプラスチック容器は分厚く頑丈に作られ、何度も繰り返しリユースする前提で作られています。

 

「日本だってプラスチックのリサイクル頑張ってるじゃないか!リサイクル率70%もあるんだぞ!」と思った方もいるでしょう。しかし、日本のプラスチックリサイクルはそのほとんどがサーマルリサイクル。つまり、「燃やして電力作ったりしてるから、エネルギーのリサイクルだよね!」というわけです。

 

これでは永遠にプラスチック製品を作り続ける必要があり、ごみの減量にはまるで役に立たないのです。。。

 

また、2018年6月に開催されたG7シャルルボワ・サミットで提案された国際プラスチック憲章。プラスチックごみの問題を世界各国でなんとかしよう!というこの憲章に日本とアメリカは署名していません。

 

地球規模の危機的状況を目の前にして、私たちは世界に発信したのです。

「海やら自然やらよりもお金の方が大事だからさ。おれらプラスチック作るし、捨て続けるわ」というメッセージを。。。

 

いや、まぁ確かに少し誇張してしまいましたが、そのくらいの認識でもいいんじゃないかと思います。

プラゴミ問題に対して、僕たちにできることは何だろう??

政府の対応を話題にすると、全部国のせいだ、みたいな話で終わってしまう主張も多いですよね。でも、自分はそれに反対です。

 

国は国、個人は個人。僕らに何ができるのかを考えました。

何があろうとポイ捨てはしない。ゴミ箱に入れる。

普通のことですが、一番大切なことです。ゴミの収集処理システムが発展している日本では、ごみ箱に入ったゴミが自然界に流出してしまうリスクは非常に低いはずなんです。(東京は埋め立てちゃうみたいだけど。。。)

 

現代社会に生きている以上、プラスチックを使わないのは不可能です。だったらせめて、絶対にゴミ箱に捨てるという当たり前のことを当たり前に、確実にできるようにしたらいいんです。

特にアウトドアレジャーを楽しむとき、出したゴミはきちんと処分できるようにしましょう。

マイボトルを持とう

プラスチックカップ、ペットボトルは確かに便利。でも環境負荷の高い産物の一つです。のどを潤すだけ、コーヒーを飲むだけなら、マイボトルやタンブラーを持てばいい。

僕は仕事中しかマイボトルも使ってなかったけど、これ以降、マイボトルで飲み物を持ち歩いています。

 

経済的にもオススメだし、おしゃれでいいじゃない(笑)

戦っている人達を応援しよう

日本には長い間海洋ゴミについて活動をしてきたNGO団体があります。今回の授業も、一般社団法人JEANの小島さんより、講義を行っていただきました。

JEANのような環境NGOは海外にもあるのですが、日本はこのような環境保護団体への公的な資金援助は一切なく、海外のNGOに同情されてしまうほどだそうです。

このような団体があることを知り、その活動を応援することで、環境保護活動に参加することにもなるのではないでしょうか。

プラスチックは永遠に。。。。

ほぼ間違っている表現ですが許してください(笑)

プラスチックは非常に安定性が高く、自然界で分解されるには400年以上かかると言われています。分解者や光の影響が少ない海中ではもっともっと長い時間、残り続けます。

 

プラスチックが製品化されてから100数十年、これまで作られたプラスチック製品のほとんどが自然界に放置されているのが現状です。

 

この事実を知り、どう行動するか、です。

技術補完研修!!@市ヶ谷

こんにちは。
最終更新から3ヶ月経過しました。すでにブログ継続が絶望視されております。
アンガーです。

いや、書こうとは思ってるんです。下書きも7記事ほど上がってます。

どれも書ききれずにお蔵入りしました\(^o^)/

さて、今週4月8日から環境教育隊員の技術補完研修が始まりました。

今回の研修は、二本松や駒ヶ根で行われる2ヶ月間の派遣前訓練のさらに前に実施される研修です。

<派遣までの学習>
事前学習(派遣半年前くらい〜)
⬇︎
技術補完研修(時期はバラバラ)
⬇︎
派遣前訓練(派遣の3ヶ月前くらい〜)

この技術補完研修は職種によって内容や実施方法がバラバラで、人によっては自分で関係機関にお願いして研修させてもらわなきゃいけなかったりする(らしい)。

修行させてください!!的な笑

自分はJICAの用意してくれた研修に参加するだけなんで、割とラクですw 有難い。。。

3日目までの学習内容

現在研修4日目の朝です。
今日までの学習内容を自分なりにまとめると

1日目:体験型学習とシンプルなプレゼン方法
2日目:協力隊に不可欠な3要素
3日目:高倉式コンポストと任地の活動事例

こんな感じ。

ずっと座学だと思ったので、対・眠気戦闘態勢ミンティアハード&ブラックコーヒー)でのぞんだんですが、その必要はありませんでした。

体を動かしたり、ワークをしたり、、聞いてるだけの時間が少ないので脳がずっとフル回転しています。

楽しいのはもちろん、とても刺激が多くて飽きません。

その中でも最も心に残っているのが
「『研修』って言葉の意味を理解すれば、『面白くない研修』なんて存在しないってわかるよね?」ってことです。

これはマジで、なるほどと思いました。

授業と研修って何が違うの??って聞かれたら答えられますか?

僕らはここで少しの沈黙と、長い長い問答の末、研修の軸になる姿勢を教えてもらいました。

が、

その内容は実際に研修を受ける人もいると思うのでここには書きません笑


ただ、研修を受ける上で、いい研修は参考になり、間延びした無意味に見える研修だって、そうなった理由を探し、改善点を見つければ自分のスキルに繋がるよね、ってことに「あーなるほど」って気持ちになりました。

ほかにもたくさん、発見の連続ではありますが、もうそろそろ本日の研修がスタートするので今回はここまで。


これからもちゃんと更新できるといいなぁぁ。。

青年海外協力隊合格後の事前課題「環境問題レポート」をやらねば、という話

協力隊に合格してからJICAの研修が始まるまで、期間は人によりバラバラですが、短期~長期の間に実に多くの提出物課題があります。

自分はとにかく期限内に提出物を揃えるのが苦手。。。

大学院の修論提出期限すら忘れてしまうほど、締め日を意識して生きられない性格なのです(恥)。

 

そんな感じなので、合格者に送られる提出物のリストを見ると、正直不安しかありません。

 

現在1月中旬ですが、二月に提出すべき書類は二つ。

  1. 健康診断結果
  2. 事前学習課題

健康診断は予約をして受ければいいだけなので何とか間に合う気がする。

 

でも、事前学習課題は今からやらないと間に合わなーーい、やばーーーい!!

 

事前学習課題には必修と選択課題があり、

<必修課題>

  • 課題図書の完読
  • 論文の完読
  • 課題動画での学習

 

<選択課題>(最低1つ)

  • 環境教育に関わる5種類のレポート

と、最低4つです。このうち、必修課題はすでに完了済み。でも、必修課題に提出物はないんです。

 

つまり、選択課題の方を一つ以上仕上げないといけないわけですが、これがなかなか進まない。。。。

 

勉強嫌いではないし、いろいろ調べるのは大好きなんですが、それをレポートにまとめるとなるとどーーしても腰が重いんです。

 

最悪、選択問題のうちの『地域のごみ処理方法をリスト化する』という、超事務的な課題であればちょちょいと作って最低必要数完了!とすることもできるんですが、そのほかの課題もなかなか興味深いんです。

『高倉式コンポスト』なんて知らないしなぁ。なんか自分の家で実践することもできるみたいだなぁ(札幌のマンションでたい肥作ってどーする)

『日本における環境教育の実際』知らんなぁ~~、『任国におけるごみ処理問題予測』知りたいような、行く前に絶望したくないような。。。(笑)

 

どの課題もA4用紙1~数枚程度の軽いモノなので、大学1年生でもできそうな内容です。でもテキトーにやるのもねぇ、29にもなって。

なんてモジモジしてたら1月が終わりそうww

 

というわけで、選択課題の中から興味のあるものをいくつかやろうと思っているわけです。ゴミ処理方法まとめで終わっちゃわないように!

 

アラサーの誓い。青年海外協力隊に行くまでどう過ごすか。

※今回の記事について※
途中から何書いてるかわかんなくなっちゃったww題名とかもつけ直したりしてww



協力隊に参加する場合、現在の職場に籍を残したまま参加する場合と退職して参加するパターンの二つを選べます。(職場側の判断によりますが)

自分は退職して参加します。

帰国後のことはまだなにも考えてませんが(派遣されてもないけど)、派遣が終わったら少し違う人生を歩みたいなぁと思っているわけです。
環境保護とか、森や自然に関わる仕事をね。

JICAでは、退職参加の場合は受験前に会社に合格後、退職する意思を告げ、事前に了承を得ることをすすめています。

合格後、会社に反対されて辞退することになったら時間の無駄ですからね

自分はナイショで選考を受けたタイプです。反対されても受かったら行く事は決めてましたが。。。

で、今の職場の上司には合格した後に退職の意思を告げ、驚かれながらも了承していただきました。

退職することをナイショにするのは意外とツラい

退職を伝えたのが10月、事実上退職が必要になる研修の開始は4月。半年も時間があります。。。

この時期に伝えたからこそ快く了承してもらったのかと思うけど、この期間、自分が退職することを伏せて生活するのはなかなか大変です。

来期のことを考えたプロジェクトとか、お客さんとの約束とか、、、もちろんしっかりと引き継ぎはするけど、実行するのが自分じゃない分、慎重に決めていかないといけない。。

さらに、普段の生活や会話の中でも「まだ異動はないの?」とか「ずっと北海道で暮らしたい?」といった質問をされると、「まだ北海道にいますよ〜」的な答えをするのがちょっとツラいです。

こーいうときに営業には不似合いな真面目くんだなぁと痛感するのです。。。

あ、北海道は大好きです。帰国したらまた住みたいと思うほど。

すでに仲のいい友人や一部のお客さん、そしてなぜか上司から聞いたという先輩(笑)は知っているんですけど。。

辞めるからって仕事をサボるのは絶対ダメ

当然ですね。人として。

上司からも「次が決まると今の仕事がテキトーになることはよくあるから。それだけはしないよーに」と言われましたが、そんなこと絶対にしちゃいけないと思ってます。

青年海外協力隊は金銭的な保証をJICAから受けられることもあり、ボランティアよりも仕事を辞めたい一心で志願する人も多くいるようです(ブログとかみてると)。

アラサー協力隊員ならではの決意

若い人はいいとかそんなことないけれど、アラサー協力隊員は無責任になったら終わりです。

本当に、辞めるからいいやとか思った瞬間に協力隊はおろか社会に必要とされない人間になります。

若さというブランドがなくなり、2年間社会生活から離れるアラサー協力隊員が、唯一、社会復帰できる条件は、『社会人としてより成熟した人材になること』だと思います。

日本で協力隊に参加したってことは何の評価にも繋がらないみたいですからね。
これは帰国後、自分で起業する人とか、進学する人にも共通です。

日本社会で怠ける人が、派遣されてから頑張るなんてことはあり得ません。(これは断言するw)

基本的に1人で活動する協力隊員は、サボろうとすればいくらでもサボれるでしょう。2年間、血税を吸いながらのんびり生きられるかも知れません。

でもそれをやって帰国後しっぺ返しを食らうのは確実。火を見るより明らかなわけです。

仕事は真面目に。自分にはシビアに生きましょう

ということです。

協力隊に行くのと、社会人として働くこと、どちらが大変かなんてことはわかりません(行ってないし)。

でも、

  • 途上国のゆるさ
  • 結果を問われない活動
  • 監視の目が少ない生活

などなど、ある意味ぬるま湯な環境に行くことは間違いないでしょう。(もちろん、日本ではあり得ないようなストレスや大変さがあるのだろうけど、ここでは戒めとして)

そんな時、どれだけ誠実に働けるか、意味のある人間でいられるかどうかは自分次第だと思うのです。

その姿勢は日本で働いている今から維持していかなきゃいけません。

以上、アラサーの誓いでございました。

さよなら北海道の旅② 屈斜路湖カヌー・オンネトー・タンチョウ

こんにちは。前回道東旅行初日の記事をアップしてから、はや3週間が経ってしまいました。。。

このブログはブログ習慣をつけるために書いてるんですが、やっぱり習慣化するのは難しい。少しめんどくさくなってる自分もいるww

 

道東旅行1.5日目。屈斜路湖に移動

野付半島でトドワラを見た後は一路、屈斜路湖へ。車で1時間半ほど。

1.5日にしたのはトドワラで1日目の区切りがついていたから。

 

屈斜路湖についた時には日が落ちかけていたので、夕日だけ撮って宿にいこう、ということで撮影開始。

山の向こうに日が落ちるので、15時過ぎなのにぎりぎりでした。

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屈斜路湖の夕日

湖畔にはこれでもかというほど白鳥さんが集まっているんだけど、餌付けされてるらしく、観光客の皆さんがせっせとポップコーンをあげていた。

スタッフさんもここから投げると白鳥が食べやすいよ~なんて言いながらエサやりの手伝いなんかしている。

 

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屈斜路湖の白鳥(餌付け済)

これっていいのかなぁ。。。と思いつつ、後で聞いた話では餌付け用に売ってるポップコーンではないけど塩味はついていないのだとか。。。

 

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屈斜路湖の子白鳥(餌付け学習中)

近くの(といっても車で15分くらい)セコマでおつまみとお酒と買い、屈斜路湖近郊のユースホステルに宿泊。1泊1食付き5,000円弱。ありがてぇw
 

あたたかな家族経営の宿で晩御飯をいただいた後、買ったばかりの300mmカメラでやってみたかったことがコチラ!!

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月の撮影!!この日はめちゃめちゃ晴れてて、月もめちゃくちゃ明るかった。

 

300mmレンズがあれば手持ちでも十分月の撮影ができるとネットで見たので楽しみにしてたw

札幌では街が明るすぎて撮れん気がするのよね。(すすきの近すぎてw)

 

ちなみに月を撮る時のカメラの設定は決まっていて、満月であれば

でうまくいくらしい。

フォーカスはなんとなく手動で合わせました。

道東旅行2日目。カヌーの聖地に行く

さて、ようやく2日目。

 

朝7時半からカヌーに乗らせていただきます。

どこのカヌーツアーも11月の初めにはツアーをやめてしまっていて、今回は無理かなー?と思っていたら、ひょんなことからこの時期でもやってくれるガイドさんを紹介していただいた。

 

今回お世話になるのはコチラのガイドさん

釧路川 屈斜路湖 ぢぢカヌーツアー 喫茶

 

外観撮るの忘れました。。。

 

奥様と2人でやられてるアットホームなガイドさん。湖畔に行くと早速カヌーを準備して出航してくれました。

 

ぢぢカヌーさん

まだ気温はそれほど低くないけれど、水温の方が高いらしく、朝カヌーならではの「けあらし」が見れました。

 

屈斜路湖の毛嵐

けあらし(加工ver)

 

遠くに中島を眺め、本当に美しい。。。

綺麗な景色と心地よく揺れるカヌーのリラックス効果でなにも言葉が出ません。。(決して野朗二人でカヌーに乗っているから話が弾まないというわけではなく)

完全に瞑想状態。社会生活に疲れている人には強烈にオススメしますww

 

湖畔をユラユラしたら、橋をくぐっって川へ。

 

透明な水の音と小鳥が最高に楽しませてくれました。

(ここからは写真でお楽しみください)

 

アカゲラ

アカゲラ

しぶき氷

しぶき氷(まだ赤ちゃん)

ヤマセミ

ヤマセミ(ぼやぼやです。。。)

屈斜路湖カヌーの景色

コケ

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水に沈むクレソン

クレソンが沈んでいます

ゴジュウカラ

ゴジュウカラ(ピントあった!!)

木にとまるオジロワシ

オジロワシ発見!!

飛ぶオジロワシ

オジロワシ飛翔

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休憩ではコーヒーとクッキーをいただけます。めちゃめちゃ美味しい。

コチラの端がゴール

 

ゆらゆら川を下る2時間の旅が終了。サイコーでした。。。

 

ガイドさんの経営するカフェに戻り、暖を取ったあと、次の目的地、オンネトーに出発です。

 

車が見えなくなるまで家族みんなで手を振ってくれました。。。あんな家族を持ちたい。。。涙

 

オンネトーに行かないトー

1時間くらい?運転してオンネトーを目指しましたが、それは次回の記事にしますww

 

つかれたーーーー

 

もう少しスッキリ完結に物事を伝える技術をつけないと続きませんね。。。ブログ。。www

 

さよなら北海道:野付半島トドワラの旅

こんにちは。3記事にしていきなり更新の止まったアンガーです。

本日は勤労感謝の3連休を活用し、北海道の東側道東エリアに旅行しにきております。

今回の目的の一つが、地の果てとして有名な野付半島のトドワラを見ること。

やたら運転して疲れた〜〜〜というのと、止まったホテル周辺に何もなさすぎてヒマママンなのでブログを書くことにします。

ここは地の果て?!トドワラとはいったい?

さて、道民でも無い限りトドワラと聞いて「あ〜あそこね!」なんてなる人少ないんじゃないでしょうか???

この世の果て?!失われゆく北海道野付半島トドワラをゆく | 北海道 | LINEトラベルjp 旅行ガイド

詳しい紹介はこのような素晴らしい記事にお任せするとして、ザッックリとした紹介をこちらにペトリッ

【トドワラとは】

  • 地盤沈下による土壌の塩化によって多くの木々が立ち枯れている
  • 荒涼とした景観から「地の果てのようだ」として有名になる
  • ミュージシャンのCDジャケットに使われたりして有名になった
  • 現在も風化が進み、いずれ見られなくなってしまう風景

こんな感じ。

森を研究していた身としては、もっともっと熱を込めて語りたいのですが、絶対伝わらないしそんなにタイピング能力もないので自重します。

でも実際自分がいくまでに仕入れていた情報はこれくらい。事前に画像検索したり、情報収集することはしてませんでした(何せ急に決めたもので)

もしもトドワラについて色々と知りたいと思って記事を見ていただいている方はコチラをご覧ください。

ウェブ上で『この世の果てだ…』と噂された秘境スポット「野付半島」に行って来た - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

さすがウェブメディア。情報の量、読み飽きないライティング、完璧ですね。

写真はタダじゃねぇぞ!(←名言を拝借)

さて、本日自分が行ってきたトドワラはというと。。。

根元だけが点々と。ある意味、殺伐。

さきっちょに数本、立ち枯れて残っている木がありました。

しっかしまぁ、天気良すぎw
地の果て感がでない、、

ということで加工

えいや

どうでしょう?ちょっとものさみしい感じは出ているでしょうか??

自然の力と偉大さを体感できる場所

もともとは樹齢数百年という大木が連立していた森が、地盤沈下による塩害でここまで荒廃したという所に大地の偉大さと畏敬の念を禁じ得ません(伝わるかな?笑)

トドワラまではネイチャーセンターから徒歩2〜30分。それまでのトレイル沿いには、塩地に適応した植物が生い茂っています。

興味のない人にとってはタダの草むらでしょうが、この地形が出来たことそのものに感動を覚えました。

オオワシとかオジロワシが見られると聞いて、買ったばかりの望遠レンズを交換しまくりましたが、ピントが合わないは遠すぎるわで、ゴミか塵みたいにしか撮れず。。。

唯一、はっきりと「猛禽類やで!」みたいな鳥を発見し、車を急停車して撮ったヤツがコチラ。

うん、これはトンビではなかろうか。。。。

まぁ、いいでしょう。
トンビ好きよ。かっこいいし、鳴き声可愛いし。

とにかく、訪れる人は半島自体の奇怪な地形と大地のロマンに魅了されることでしょう。

ただ、どうしても荒涼としてこの世の終わりのような木々の亡骸をみたい、という人は野付半島のトドワラより、春国岱の方へ向かった方が良さそうです。

トドワラよりも枯れ木が多くて殺伐としているのだとか。。。

北方領土問題とか別になんなの?、とか思ってる人にもオススメ

個人的に野付半島に行ってよかったなぁと思うことがもう一つ。

それは北方四島の一つである、国後島が目と鼻の先に見えることです。

自分も含め、正直若い層には「北方領土問題」と言われてもしっくり来る人は少ないんじゃないでしょうか?

でも、野付半島から見える国後島は、そこが海外だとはどうしても思えないほど近く、大きく見えました。

空気が澄んでいる今だからこそかもしれません。

「ああ、あそこに日本人が住んでいたんだな」
「急に外国になって(奪われて)しまったんだな」

と思うと、どうにもこれまでのように他人事ではいられなくなるのです。

だからといって何ができるわけでもないですが、興味を持つことから何かが始まるのでしょう(うん、無理やりまとめたww)

さてさて、野付半島へは夜行バスで釧路についてから、レンタカーで2時間で着きました。

ここからさらに1時間半ちょっとかけて屈斜路湖畔に移動。近くのユースホステルに泊まっております。

明日は屈斜路湖のカヌー!

この時期は完全なるオフシーズンで、美しい緑もなければ幻想的な雪景色もない、寒風吹き荒れる苦行の旅となるはずです。

こんな時にカヌーに乗る物好きにはきっと神様がいい贈り物をくれるはず!

連休最後も頑張ろう!!

20代後半の僕が青年海外協力隊に応募した理由というか経緯

僕は2018年11月現在、29歳。
協力隊を決意して応募した時は28歳でした。

ネットを見ても、

なんて検索してる人も多くいるみたいだし、僕自身も検索してましたww

28,9,まして30代となれば、仕事や結婚、両親や家族というところでフットワークが重くなる年頃ですよね。。。

「応募する人たちの気持ちが知りたい」っていう人もいるかなぁと思い、今回は僕自身が青年海外協力隊に応募した理由やきっかけを思い出しながら書いていくことにしましょう。

転職ではなかった。好きな事を実行できる機会

自己紹介でも書いた通り、自分は小さい頃から大人になるまで、ずっと自然がすきでした。

「いつかは自然環境に役立つ事をしたい」と思いながらも、様々な経験、特にビジネスのスキルは絶対に役に立つと信じて営業の道を選んだ社会人。

大した成績は残せなくとも3年間(実際今もやってるので、約4年になる予定)悩み、もがき、拗ね、ふてくされながらも頑張って営業職を続けてきたと思っています。

そして北海道に異動してからも、いろんな友人やお客さんと話すことで、「やっぱりまた自然に関わる事を。。。」と影ながら思い続けていたのです。

違う仕事のイメージができず、転職は断念。

今と違う仕事をしたいと思ったら、まず覗くのは転職サイトですよね。

でも応募要項を見たところで、どんな仕事をするのかなんてイメージできず、テンションが上がりませんでした。
転職って(たぶん)かなりエネルギーのいる事。モチベーションが上がらなければ踏み出すこともできません。

さらに、転職エージェントの話を聴くと、早ければ転職活動開始から2〜3週間で転職先が決まるとのこと。

そんなスピードで今の仕事を辞め、転職するという想像ができなくて転職活動は断念しました。

自分のやりたい趣味を充実させてみる

「仕事はダメなら趣味でやろう。そのキッカケで仕事も見つかるかもしれない!」と、自然に関わる資格の獲得を目指しました。

目指したのは森林インストラクターと呼ばれる資格。この資格を取ると自然の案内人として、自然観察会の講師やレクリエーションイベントなどを実施する機会が得られる場合があります。(詳しくは公式ページを確認してください)

試験範囲は非常に広範囲で、生態学や森林生理、安全確保やレクリエーションなど、あらゆる知識を網羅する必要があります。

筆記と実技で合格率は20%くらい。非常にレベルの高い試験でした。

一応、森林に関する大学院で修士を取ってるのでいけるだろうと思ったけど、勉強の段階でかなり苦戦。しかも試験当日に仕事が入り、年一度の試験が受けられずという残念な終わり方となりました。。。(多分受からなかったけどw)

協力隊との出逢い。

協力隊とのきっかけは、どこかのサイトだったと思います。

いろんな職業が紹介されているサイトに青年海外協力隊のページがあり、「ああ、電車の中釣りとかでよくみるなぁ」と思って開いてみました。

そこには青年海外協力隊

  • あらゆる分野・内容の仕事(要請)があること
  • JICAから金銭面・健康面・安全面のサポートがあること
  • はっきりとした資格・技術が必ずしも必要ではないこと

などなど、いろいろ書いてあったと思います。少なくともこの小さな記事で「ボランティアにいくお金も技術も人生の余裕もないわい」という僕の勝手なイメージがほとんど払拭されたことは確かでした。

帰国隊員の報告会に参加。そして応募決意

ボランティアは自分の資産を削っていくものではないと知り、一気に興味が湧きました。

説明会を全国でやることは知っていたので、とりあえず検索をすると、数週間後に協力隊を育てる会という団体が札幌で帰国隊員の報告会をする、と。

いくしかない!と参加しました。

それまでボランティアで途上国に2年もいく物好きなど、よほど変態かつ屈強な人間だろうと思ってましたが、おどろくほど柔和で優しそう(かつ美人)な女性2人が報告会をしていて「こんな人が途上国で2年も生活できたんか」と衝撃を受けました。

だいぶ偏見のある見方ですね……

経験者の話を聞いてすっかりその気になった僕は、報告会が終わる頃には青年海外協力隊への応募を決意していました。

一時的な盛り上がりなのかと自分の気持ちを疑うこともありましたが、選考期間が長いことも知っていたので、「ひとまず応募だけでも」と決めた感じです。

相変わらず中身のない記事になってしまいましたね笑

社会人としてのキャリアも短く、結婚もしていない自分は他のアラサーと比べてフットワークが軽かったのかもしれません。

もちろん自分の年齢や将来への不安も少なからずあります。

でも、人間やらない理由はいくらでも見つかるし、現状維持ではスッキリしない自分がいるのは確かでした。

何もしないうちから信念の強さや決意の硬さを測る術はありません。
迷いがあったとしても、青年海外協力隊に希望を感じるなら、応募したってバチは当たらないんじゃないかなぁ、と思っています笑